話題の「国宝」を

観ました。



芸に生きる男達の葛藤と苦悩、そして夢、世界観が描かれていました。任侠の出自でありながら歌舞伎の世界で登り詰めていった主人公。悪魔に魂を売りながらも極めた歌舞伎の世界。そして国宝。

彼が最後に観た景色は何だったのだろう……。


何よりも感動したのは、吉沢亮と横浜流星の女形の舞でした。きっと想像を越える練習量だったのだろうと想像できるのです。

実際の歌舞伎俳優に匹敵するくらいの魅せかたでした。


芸の道は、キツイ。血を吐くくらい努力をして、その居場所を得るという。

けれど、

必ずといっていいくらい、善悪が入り交じった評価は避けられない。

特に人は悪意の方に興味は過剰になりがち。

この映画の時代はまだアナログの世界なので、現在のように多種のフェイク動画などではなく、血筋、血統などに大きな比重があったのかもしれないです。

主人公(吉沢亮)の背中に彫られた大きなミミズクの刺青が象徴的でした。



そーいえば、

世間の

テテに関する動画やフェイクニュースに、初めは動揺したのですが、今ではフェイクニュース、アンチの仕掛けなどを見分けることができるようになりました。

もちろん、シパを煽る炎上も、

空しいシパの攻防も。


私達は、

芸に生きる彼らの生き様を貶めることなく、一人一人を真っ直ぐ見つめたいものです。


「国宝」には、芸への向き合い方と同時に、出自の違う男同志のライバルでありながら特別な友情で繋がる二人の姿が中心に描かれていました。

だからこそ、

BTSのことを考えたのかもしれませんおねがい




「国宝」の主題曲は

「Luminance」作詞は坂本美雨さん(坂本龍一さんの娘)

King Gnuの井口理さんが歌っています。さすがの歌唱力。聴かせます。