ナムさんが日本にきて、訪ね、もしくはお会いした方は
奈良美智さんと、彼のN'Yard。
村上隆さん。
それから、杉本博司さんと、
彼の江之浦測候所。
みんな、ナムさんにとってはお爺さまくらいの団塊世代以上。
そーいえば、ユンギがお会いした坂本龍一さんも。
たしか、建築家の隈研吾、
安藤忠夫さんも、同世代ですね。
なぜか、他国の方々はその世代の方々の印象が濃厚みたい。
たしかに日本のアートを牽引してきた世代かもしれませんね。いや、世界に名前を刻んてきたユニークな方々。日本の誇り。

このたび、「GQ」を見ていて、横尾忠則さんが載っていてびっくり。
まだご存命だったのですね。(若い頃ご近所だったので)
さて、未完の江之浦測候所で、ナムさんと杉本博司さんとの対談、よかったです。
杉本さんの口から、レッドツエッペリンやジヤニスジョップリンの名前がでるとは思わなかった。

この対談、
古きものと新しきものの繋がりと、伝わるものと伝わりかたを語る話と、私は受け取りました。
人間が意識を、持った時がアートの起源。それに美術館はアートの墓場だそうです。
なるほど、そうかもしれない、と空っぽのマイヘツドが頷く。
1960年代からはコンプチュアルアート(概念芸術)
が主流で、思索や恣意がビジュアルに表れるってことらしい。
これって美術や建築だけに限らず、音楽にも当てはまりそう。例え、新しい流れやブームになる音であろうと、古きものと繋がってないことはないと。
そして、海。
海景だけは、時間をワープする作品で、タイムレスの象徴ということ。
海は、確かに、
後世に届け続けられる不変なのもの。だから、汚染とかありえないし、避けるべきですね。
最後に、ナムさんの感想。
「古いもの、木や石に内包している長い時間に惹かれるようになった。身近に置いて眺めていると謙虚な気持ちになる。」
そんな謙虚なナムさんの活動を、
これからも追っかけていきたいです。
私は小さな旅にでると、その土地の美術館を必ず訪ねることにしています。昨年はナムさんが訪ねたすぐ後に、N'Yardを訪ねました。今年は松本の草間彌生の展示館に寄ってきました。
二年後、完成された江之浦測候所をナムさんが訪ねる頃(杉本さんに約束してました)、私も行きたい。
そして、ナムさんやテテには、ぜひ瀬戸内海のアートの直島やそこをめぐるアートの島々を薦めたいです。
さて、
本日、黒髪のテテ王子の登場。
なんと気品があるのでしょう。金髪になる前の映像かしら?
テテ、最近痩せすぎなので、食欲の秋!いっぱい食べてほしい。天国のお婆様も喜びますから。