テテのフランス出発時に危惧していたことが、形になってしまった。
ショーの中止。
それが妥当であることは、フランスでの暴動が、警官による射殺事件による人種差別(まるでBLM)だけでなく、底辺にある経済的な不満、格差社会まで繋がっていることなのだろう。裕福な方々をターゲットにした有名ブランドのショーなど、危険がいっぱいなことは明らかなのかも。
今回の暴動は
自由、平等、友愛を掲げたフランスもアメリカと同様なってしまうのか、と残念な感じがする。
フランスを支えた市民ひとりひとりのソフトで独自なパワーが、壊されてしまう感じまでしてしまう。
今回、テテをパリへと動かした気持ち、もしくは彼を取り巻く背景(いろいろあるのだろう)は解らないけれど、招待受けつつフランス行きを回避したジミンは結果的に正解なのだろうか…(いや、時期が少し違うか…)。
出発の日、空港でのテテの心なしか虚ろな様子が、引っ掛かかっていたことが思い起こされる。
大きなキャリーバッグを自ら引いていたことも、いつものマネージャーが付いていかないことも異例だった。
とにかく、
無事に帰国することを、祈ります。
テテ、残念だったね、でも元気で……。