
テテがインスタにあげた、バラの中で裸の少女か横たわっている絵は2000年位の映画「American Beauty」の一場面。空虚な生活にくたびれた中年の男(ケヴィン スペーイシー)か娘の友人である少女に夢中になり妄想する場面です(たしか、音楽はビートルズのBecause)
そして、少女のために男は肉体改造に励むのです。
この鮮やかな「妄想」が刺激的で。
私にとってこの映画は、
この時代の豊かになったアメリカの病理をついた作品で、息詰まった空気がひしひしとくる、ある意味怖い作品でした。
テテはなぜでしょう?
と思う。
あきらかに映画をオマージュしているので、そこに書かれた「イノセント」がテテを刺激したのでしょうか。
イノセントの意味は無垢とか、純真とか白いイメージがありますが、反対に黒い意味も含んでいる場合もあり、ここに書かれている狂気も含まれるのかも、と。
テテの心境?
何を言いたいの?
何にとらわれているの?
ひどく悩まされるインスタです。
ただ、インスタにのせたということ
はテテにとって意味あることだと思うのです。
ちなみに、
映画のラストは
彼が(ケヴィンが)息子と同性愛であると、誤解、妄想した父親に殺されるのでした。当時のアメリカは豊かに発展しても価値観は古いままなのです。
「妄想」は人を支配して、妄想は人を殺すこともあると嫌な気持ちになったラストでした。ケヴィンはうすら笑いを浮かべていました。
テヒョンくん、
あなたはこの作品のどこが
あなたを刺激したのですか?
知りたいような
知りたくないような。