先月の旅行中、宿泊先のホテルに設置されていたゲームコーナーを覗くと、ふと太鼓の達人が目に止まりました。若い頃にハマっていたことを思い出して、久々にバチを握ってプレイしましたが、あれから約20年、クリアーするどころかリズムにも乗れない自分に愕然としました。特にショックだったのは、昔かなりやり込んだ「夏祭り」おにコースがクリアーできなかったことです。。。

その時、自分の中にある忘れていた何かに火が点いてしまい、近所のゲーセンに足繁く通うようになりましたが、コロナ禍の最中に使い回しのハウスバチに触るのは抵抗があったので、試しにAmazonや楽天でマイバチを探してみると、なんと選べないほど多くの専用マイバチが売られているではありませんか。

口コミを参考に良さげなマイバチをいくつかピックアップしてみたものの、さほどハードにやり込むわけではなく、お気に入りの曲をクリアーするために2,000円近く出費するのはさすがに悩みました。そこで、代わりになるものがないかと100均をのぞいてみると、ちょうど良さげな商品を発見したので自作することにしました!

 

 

 

それがこの麺棒です。購入したのはセリアで、長さ約33cmとハウスバチに比べると少し短めとなり、直径約2.5cmとやや細めになります。また滑り止めのグリップにテニスラケット用のオーバーグリップテープを用意しました。麺棒だけで200円、グリップテープと合わせても600円(ともに税抜)ほどで済みました。
 

 

 

早速グリップテープを麺棒に巻きつけてみました。グリップテープは少し長めだったので、適当な長さでカットし、引っ張りながら少しずつ重ねて巻いていきます。グリップテープを巻くのに少しコツがいりますが、若い頃テニスにハマっていたことが功を奏し、難なく巻くことができました。
 

 

 

早速試打してきましたが、麺棒がベースということもあり、コンコンという軽い打音がすることと、重さが左右で10gほど違いがあること(80g&90g)が気になるといえば気になります。また先端がテーパー状になってないので、ロールには向いてないものの、ハウスバチより圧倒的に軽く、また短いことで取り回しやすいことがメリットです。

昔ハマっていた頃にもマイバチが欲しいと思いましたが、約20年前はまだマイバチはイリーガルな存在で、専用のバチを取り扱っているショップもありませんでした。そのためドラムスティックで叩く人や、本物のバチを持ち込む人など、まだまだ手探りのカオスな時代でした。また故障の原因となるため、マイバチ禁止のゲーセンもありました。

当時は「夏祭り」のほか、浜崎あゆみの全盛期だったこともあり、「independent」「UNITE!」のドンだフル!コース(現おにコース)をやり込んだものですが、今は叩ける曲が夏祭りしかないので、YouTubeで動画を見ながら特訓しています。あの頃は1コインを無駄にしてデジカメで動画を撮って、それを見ながらイメージトレーニングしたことを考えると、今は本当に便利な時代になりました。年甲斐もなく熱くなれる太鼓の達人は本当に素晴らしいです!

 

 


Amazonでピックアップしたマイバチの中で気になったのがこのアイテムです。ともにテーパー形状のためロールしやすく、また素材にも拘っているなど、マイバチに求める要素が満たされています。他にも数多くのマイバチがあり、どれが良いのか選べないので、もしこれがオススメ!というマイバチがあったら教えてください!

 

ちなみに、公式マイバチが3タイプ発売されているので、大会に出場することを見越して購入するならベストチョイスかも知れません。ただヨドバシカメラなど限られた店舗のみの販売となり、価格も4,980円(税抜)と高価なことがネックです。