2018年4月下旬に訪れた奈良旅行記その6です。二日間に渡る奈良での滞在を心ゆくまで楽しんだ東京への帰り道、途中下車して京都に立ち寄りました。

 

 

 

 

奈良を離れる最後の朝、早めにチェックアウトを済ませ、鹿たちに会いにゆくため急ぎ足で奈良公園へと向かいました。まだ早朝だったため鹿たちもリラックスしており、公園の端々でくつろぐ鹿の群れを眺めながら、ホッと一息つきました! またいつか会える日を楽しみに、鹿との別れを惜しみつつ奈良をあとにしました。

 

京都に着いたのは午前中で、新幹線の出発時刻まで半日ほど時間があったため、ランチがてら京都市内をブラブラ観光することにしました。

 

 

 

 

京都は道を歩けば石碑に当たるというぐらい、様々なエピソードが至るところに残されています。三条大橋の近くには、幕末の1864年7月に、長州藩・土佐藩といった攘夷志士が集う池田屋を、新選組が強襲したというかの有名な池田屋事件の石碑が残されています。今では居酒屋のはなの華が運営する旅籠茶屋 池田屋として、往時の雰囲気がかすかに残されています。

 

 

 

 

その近くの高瀬川にかかる橋のたもとには、江戸時代末期に豊富な蘭学の知識をもとに急速に洋式兵学を導入、また公武合体論と開国論を唱えたことで暗殺された佐久間象山と、戊辰戦争での的確な指揮により新政府軍を勝利へと導き、日本近代陸軍の父ともいえる大村益次郎の遭難之碑が建てられています。

仮に暗殺されなければ、明治維新後の日本にどれほどの影響を与えたか計り知れない偉人で、特に大村益次郎は寄せ集めに過ぎない官軍を勝利に導いた手腕や、明治維新から10年後に起こる西南戦争の勃発を予期していたことなど、先々まで見通せる戦略家としての異才を知るに付けて、その最後はただただ残念でなりません。

京都は幕末のみならず、連綿と続く日本の歴史を今に伝える逸話に事欠かないので、街をただブラブラ歩いているだけでも楽しいです。