昔は家庭で作るのが大変だったのに、
今はどんどん簡単な商品が出ていて、びっくりするわ、とイラン人女性談。
先日も「○○粉がいっぱい!」でちらとご紹介しましたが、
イラン人が冒頭のように評した「ファラフェル・パウダー」なるもの、
買ってみました!!
箱の、裏と表(↓)。
1箱、35000リアル(約117円)なり。
ファラフェルは、ひよこ豆のコロッケです。
(→「東テヘランのファラフェル」や「ファラフェル・ストリート」などをご参照ください。)
表示によると、
ジャガイモの粒、ひよこ豆、玉ねぎ、ニンニク、乾燥タイム、塩コショウが
入っているとのことです。
使用方法の表記は、ペルシャ語のみ。
1袋のファラフェル粉を、1カップ(125ml)の水と混ぜ、形作って、揚げるだけですって!
卵を1つ入れてもいいし、
もし生地が硬かったら水を足して調整するべし、とのこと。サラサラの粉ですが、大きめの粒も混じっています。
豆かな?ジャガイモかな?
言われた通りの水を注いでスプーンで混ぜたあと、
風味や食感が良くなるだろうと、小さめの卵を1つ溶いて加えました。
本来は、ファラフェル用の器具がバザールにも売っているのですが、
(→専用器具については、「ノウルーズ前のビッグバザール(2)」の
上から6枚目の写真をご参照ください)
我が家には無いので、小スプーン2つで適当に形作って、揚げました。
色づいたら、出来上がり!
コロコロと、19個できました。
揚げたてをつまみ食いすると、
外はかりっと香ばしく、中はふんわり、スパイスが程よく香って、おーいーしーいー!!
パカッ。
わかりづらいですが、時々豆の薄皮も見え、豆感、しっかりありました。
こりゃ、簡単だ!
イラン人は本来、細長いフランスパン風のパンに、
さまざまな生野菜やピクルスなどとともに、ファラフェルを5つ挟むのがお決まりです。
が、この日は私が初めてファラフェルを食べたパリのユダヤ人街風、
イランでは珍しい、袋状になった市販のピタパン(↓大きすぎ!)を買ってきて、
半分に切って、野菜とともに詰めました。
これにマスタードマヨネーズとケチャップをかけて、ピクルスをかじりながら、
合間に、余りの生野菜と入りきらなかったファラフェルををつまみつつ…すぐに完食!
簡単な昼食にぴったりです。
美味しかった~。満足、満足!!
イタリアンパセリがいいアクセントになりました。
ファラフェル・パウダー箱、いいじゃない!
大人2人でちょうど満足、ペロリの量でした。
ピタパンも手作りしたら、もっと幸福感が高かったかも^^
と、簡易版ファラフェルの素を使ってみたわけですが。
料理好きの友人イラン人女性に聞けば、
彼女は、ファラフェルのサンドイッチを出すお店で、
すでに味も付けられた、揚げるだけのペースト状のものを買っているんだそう(・_・)!!
すべてのファラフェルのお店で一般販売しているわけでなく、
そこで作ったものを他の店にも卸しているようなお店が一般にも売ってくれるそうで、
なんと、1キロで5万リアル(約167円)という安さだそうで、二度びっくり!!!
ファラフェルが5つ入ったサンドイッチだって、4万リアルくらいはするのに。
そのペーストを使うのは、
何より簡単で時短、ということがありますが、
味付けもそこのものが美味しいんだそうです。
来客時に重宝するとのことでした。
ここイラン、
へぇーー!!が、まだまだ止まりません^^