アーザーディー・タワー(1) 上る編 | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。



たいがとりゅうの通う幼稚園で週に1度出される、お絵かきの宿題。
今週は、「大気汚染に関する絵」でした…。



さて。

テヘランの名物の一つでもある、アーザーディー・タワー。


1971年にペルシャ建国2500年を記念した建てられたそうで、
デモで人が集まることもよくある場所です。






大気汚染のせいで霞み、近づいてやっと目にすることができました。

アーザーディーは、ペルシャ語で自由を意味します。







公園のようなもっと広い場所を想像していましたが、
周りを多車線の道路に囲まれた、割と狭い、都会的な場所でした。








せっかく訪れましたが、広くフェンスで覆われ、その中は工事中。








張られた幕によると、素敵な花壇が出来上がるのか、
はたまた池を改築しているのか…。










正面に回ると、
計算されたデザインが、古びた色を帯びてなお、斬新さを感じさせます。







階段を降りると、チケット売り場がありました。
聞けば、タワーの上に上るのと、内部の博物館とを含んだ価格だそう。








入ってすぐの通路は暗く、







側面に美術品や宝石の展示があり、








開けた場所に出ます。

ここが美術館のようですが、広間に置かれた黒い棒の上の透明ケースには、
一切展示物が飾られていないのは、どういうことか…。






壁面にはいかにも!な美術品が照らされていたり、







このタワーのミニ模型があったりして、






さらには売り物であるような石の置物とか、







これまた売り物であるのが確実な宝石なんかが並んでいたので、

へえーと見ていると、

係員の女性が、「美術館は後にして、まずは上に上るのが良いわ」と言うので、





言われるがままエレベーターを2基乗り継ぎ(一旦2階で降りました)、
「4階」へ。





すると、周囲にアクリル板越しの視界が広がる、
展望台のような場所へたどり着きました。







そこから、冒頭の写真を撮った方角を眺めたの図。








180度反対側は、
サッカーボールのような、六角形のグリーンが目に飛び込んでくる広場でした。








大気汚染で視界もいまいちだったし、長居することもなく、
すぐに下降するべく、エレベーターへ。


帰りは「2」を押して元の場所に戻れるかと思いきや…


ど、どこ、ここ!??

左側(↑)は、
外から見てちょっと凝っていた水色部分(冒頭から数えて8枚目の写真)かと思われます。






ここで天井を見上げたの図。








エレベーターもよくわからなかったので、ここからは階段を利用しましたが、
入り組んでいたうえ随所に監視カメラが設置され、不安感を増大させ…



外に出てしまったらどうしようとか、変なブザーが鳴ったらどうしようとか、
いろいろ考えながら下ったのですが、

結果は、迷わず元の博物館に辿り着けました。



でもこのタワーの不思議ちゃんぶりは、この後大いに発揮され…


その様子は、また明日^^