イラン南部の都市シーラーズは、あるお菓子が「ナンバー１」なんだそうです（イラン人談）。
それが、これ！！
中でもこのお店が、「ナンバー１」だと聞き。
昨日も触れましたが、
大通りを挟んだ向こう側に
観光名所であるサアディー廟の青い光が見えてはいたのですが、
この写真だけ撮って満足して、さっさとアイスの注文にかかりました。
プレーン（↓白）、サフラン（↓黄色）、
アールバールという酸っぱいチェリーの３つの味をチョイス。
テヘランで買うと、５万リアル（約１６７円）はするそうです。
これ、なんとも不思議な食感！！
ねちっとごっそり塊ですくって食べると、
見た目は素麺ですが、ポキポキパキパキした食感は茹でる前の素麺のほうが近く、
それでいて口に入れると一瞬で溶けてなくなり、
甘ったるいんだけども、かき氷を食べているようなさっぱり感もあります。
作り方をお店の人に聞いてみると、
デンプンの粉と水を１、２時間煮たものを機械に通して麺状のアイスを作り、
水とゴラーブ（ローズウォーター）、サフランで作った液と混ぜるんだそうな。
プレーンはとにかく甘みが勝っていて、
ゴラーブ（↓左・ローズウォーター）のほか、レモン汁（↓右）をかけると
さっぱりして食べ進められます。
個人的には、サフラン味のものもバランスがとれていて、
ゴラーブとも良く合ってなかなかだったけれど、
酸味の強いチェリー味が一番食べやすく、美味しかったです。
しかしこの店、有名なはずなのに、客もたくさんいたけれど、
ファルデを食べている人が、全然いない！
真っ白いアイスをカップで食べている人、
それが薄いウエハースに挟まれたモナカ状の大きなものを食べている人…。
あの白いアイスは一体！？？
ファルデを３つも買ってしまったし夕飯前だったので
この時は買いませんでしたが、白いアイス、気になるな…。
というわけで、後日別の機会に食べることになるのですが、それはまた今度＾＾
ずっと食べてみたかったファルデ、テヘランでは機会を逃し、逃し。
やっと食べられたわけですが、まあ、一度食べればそれでいいかも（＾＾；
帰りに空港でも見かけましたが、あえて食べようとは思いませんでした（笑）
ちなみにこのファルデ、市販の棒状のものもあります。
パッケージにも、麺状のものがたくさん描かれています。
麺らしきものが、見えてる、見えてる！
食べてみると。
棒状のアイスに入った麺は、ゆでた素麺かのような柔らかい食感…。
うーん。
これは、ライムシャーベットだけのほうが美味しいかも、です。。
明日からも、シーラーズの話題を続けます＾＾