シーラーズ（ペルセポリス）の旅の続きです。
まだまだ書くべきスポットはいろいろあるのですが、きょうはご飯の話題＾＾
イランでは、旅行中の外食というと、
レストランでケバブ（肉の串焼き）、
他のメニューがあっても、超定番の煮物やピラフ、
もしくはファストフード店でハンバーガーやピザ、となります。
この日も、お昼ごはんに
なんとなく、しょうがなく見つけたファストフード店へ。
ハンバーガーは行きの空港でも食べたし、ピザもそそられず、
ふと、これまでにあまり見なかった「ホットドッグ」があると知り。
イタリアン、メキシカン、スペシャルの３種類あるとのこと、
手違いで、スペシャルを２つ買うことになりました（↑）。
中身は、ソーセージとマッシュルーム、チーズ以外に、
マヨソースに、ポテトチップ！！
イランでイラン風フランスパンを使ったサンドイッチが
見た目よりもずっしりとボリュームがあるのを思い出しました。
日本で言ったら軽く４人前はあるのに、
さらにマヨだチーズだポテチだ、と重い食事。
これにさらに、ケチャップやマヨネーズを足して頂きます。
でもこれが…
もう何よりも、ちゃんと皮がばりっと焼けたフランスパンが、とーーっても美味しい！！
ぜーーんぶ、もりもりと食べてしまいました。
子供は一口も食べてません（笑）
店内は薄暗くて、洒落た雰囲気は皆無（＾＾；、
でもそういえば混んでいたし、人気の店に違いない！
ファストフードに限らず電化製品なども、
イランでは、「大丈夫？」という感じのものすごく古いお店に
良い商品が置いてあることも多く、見た目では測れないところがあります。
思いの外、ほんとに美味しかったので、
翌日のお昼も同じお店に行ってしまいました。
この日は、イタリアン（ノーマルなホットドッグ）とメキシカンを注文しました。
そうそう、ホットドッグの手前（↑）にもある唐辛子、
これ、ホットドッグを受け取るカウンターにごさっと置いてあったものです。
せっかくなので持ってきて何気なく食べたら
ド辛くって、びっくりでした。
こんな風に置いてあるから、甘い唐辛子なのかと思いました。。
（→以前のブログ「甘い唐辛子」をご参照ください）
中身は、相変わらずでかい！
メキシカン（↓手前）にはまたポテチとピザチーズ、
そこへメキシカンソースを足して、ピリ辛にしてありました。
外さない美味しさ！やっぱり、重いけれどもばくばくっと、子供が寝ている間に完食です。
皮の硬いソーセージは苦手な私。
豚肉を使わないからか、ソーセージに皮が無いのも個人的にはヒットでした。
（夫はあったほうが好きらしいですが。）
生野菜や大きなピクルススライスが入っていたイタリアン（↑）も美味しかったですが、
生野菜がゆえにパンがトーストしてなくって、個人的には上記２つのほうが好みでした。
昼はファストフードが定番だったわけですが、
たいがが白いご飯が食べたい！と騒ぐこともあり、夜はレストランに行くことになります。
が、メニューはほぼ、ケバブのみ。
まあ、ケバブと一口に言っても、羊に牛に鶏、
それぞれ部位もいくつかあるし、ミンチ肉の串焼きもあるし、
選択肢はままあるのですが。
私は、若鶏（ジュージェ）が一番好きです。
この店は厨房が遠いらしく、皿ごと密閉された袋に入って出てきたうえ、
冷め気味でした。。
メニューが少ないだけでなく、
イランのレストランは日本に比べて開店時間が遅いのも、厄介です。
これらを食べたレストランも午後６時半ごろ、開いてはいましたが、
周りはほぼ全員が水タバコを吸っていて、たまにケーキを食べているくらい。
イラン人にとっては、ご飯には早すぎる時間です。
ケバブはもとよりたいが用のライスでさえ、相当長く待ちました。
翌日の夕食もケバブ、
またしても若鶏（↓奥）に、羊のミンチ肉の串焼き（クービーデ）。
このレストランも
午後７時半にならないとケバブ以外のメニューはできない、とのことでした。
さらには、店内にパンを焼く釜があって
焼きたてのパンが食べられるはずでしたが。
パン（↑右、若鶏の上に乗っている薄いナン）も午後６時台に出てきたものは、
温めてはありましたが、おそらく焼きたてではなかったです。
なんとなく、残念！
大人だけならば遅い時間に食べに行けばいいのですが、
子どもたちはそれに合わせると、おやつばかり食べることになってしまうので難しいです。
でも、こちらのお店のケバブは焼きたてでジューシーで、
そんなに空腹ではなかったのに、どんどん進む美味しさでした＾＾
というわけで、選択肢はあまりない中、
そうは言っても食事を満喫した、シーラーズ。
もちろんスイーツも堪能しているので、それはまた後日ご紹介します＾＾