ガズヴィン⑶ チェヘロストゥーン宮殿 | イラン徒然

イラン徒然

主人の母国イランの実家で過ごした、驚きと戸惑いの連続の毎日や、イランあれこれを気のむくままに綴っています

サファヴィー朝初期の建物で、タブリーズからガズヴィンに遷都した際に建設された
 
 
「チェヘロストゥーン宮殿」
 
 
{E952317B-7C9A-4D5B-8A3E-8445EBB2DA48:01}

 
 
サファヴィー朝と言えば、世界的にも有名で、世界遺産もある「エスファハーン(اصفهان)」と思いがちですが、後のアッバース1世がエスファハーンに遷都したんです。
それまでは、ガズヴィンが首都だったんですね
 
 
イスファハーンにも、同じく「チェヘロストゥーン宮殿」があり、同じ名前だなぁ、と思っていたのですが、こちらが本家本元だったんです(汗)
失礼しました…σ(^_^;)
 
他にも、同じ名前の建物があるそうで、イランでは「小さなイスファハーン」と呼ばれています
 
日本で言う「小京都」のノリです
 
 
 
広大な庭園の中に宮殿はあり、キレイな花が咲き乱れていました

 

{3B67B4F0-D0D1-4691-9736-6EF1040528F9:01}
 
やはり、宮殿には花が似合います

 

時間があればゆっくり巡りたいところです
 
 
建物内は「書道博物館」になっており、色んな時代のペルシャ書道の作品が展示されています
 
{46306214-682B-45D2-8EE4-AA1D8C60DDED:01}
 
{6CCA1BFF-53FF-4670-8407-F6DE9BA1A9F1:01}
 
{C1E92C77-9E7C-46C4-BB68-8F4FC44D02FE:01}
 
 
美しい書体の作品もいいのですが、建物内の装飾とステンドグラスの窓
 
{73C743C5-4A2A-47AD-BD84-C7D0B0D1A369:01}
 
{C98E6B79-18DB-430D-83A5-0C1E15341934:01}
 
陽の光の角度によって、館内は幻想的な雰囲気になります
{E65E5A8E-35F0-4E10-B3DE-18B32DCBCE1B:01}
 
{E597BDF0-AF9B-486F-82D5-C7FFB905D4EB:01}
 
 
屋内には噴水も(現在は水がありませんが)
 
{FD8CC4F1-C5B6-4D0F-AC21-19D1675EEBFD:01}
 
 
漆喰の壁や天井には、人物像や花鳥風月が描かれいます
 
{A6CFA813-7B11-433E-B640-F30CAAA341E6:01}
 
{8E71DF12-B15B-42DF-A0D5-48FBC185D207:01}
 
{67B972C5-BBE7-4DBF-B717-C3ACEC19B9B6:01}
 
{22EE3DE5-3625-496D-A3C5-EBAC684B8DDB:01}
 
 
この宮殿は、王族女性の為に造営されたとか
さぞかし煌びやかな宮廷生活だったのでしょうね