独りのグルメ #7 ・ 学芸大学 香氣四川麺条の烈炎(れっか)担担麺 | IR担当者のつぶやき

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上場企業に勤務する公認会計士の、IR担当者として、また、一個人投資家としての私的な「つぶやき」です。

ときどきIR担当者的株式投資の視点も。

■学芸大学 香氣四川麺条
 http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13024183/

1/17(土)のメレンゲの気持ちにて紹介された同店へ。烈炎(れっか)というネーミングに惹かれて。
(同番組では、私のとっておき、神田&九段下の雲林坊も紹介されていました。一緒に紹介された五反田の刀削担担麺の栄福には行ったことないので、また今度。)

東急バス目黒郵便局前で降り、学芸大前駅に向かって住宅街を進みます。このあたりは、昔、若きIT経営者の独立当初、経理のお手伝いをしていたとき、彼が鷹番に住んでいたので何度か来たことがあります。

道なりに5分も行かないうちに、コンビニのある交差点に水餃子ののぼりがヒラヒラと。これかな?と思っていると、当たり。

お店の外観。学芸大方面から来るとこう見えます。

(上記の画像は、食べ終わって学芸大方面に出たところです。
 東急バス目黒郵便局前方面からくると、写っているクルマの方から来ることになります。)

のれんをくぐって引き戸を開けると、うおっ、狭い
たまたま券売機側の入り口だったからよかったけど、椅子に座ったお客さんの後ろを移動するのは申し訳ないくらい。特に冬場はコートを脱いでフックに掛けていますので。
一旦外に出て、もう1つの入り口から入った方が良いくらい(交差点の角なので、入り口が2つあります)。
口コミに従い、烈炎担担麺(790円)にパクチー(100円)と水餃子(190円)を追加。

カウンターのメニュー。

食券を出すと、麺の種類を聞いてくれます。
ストレートと中細縮れ麺があり、縮れ麺がオススメのようです。
ランチのライスサービスも聞いてくれますので、これもお願いします。

紙エプロンありませんか?と聞いてみると、食券機の脇からとってくれました。
あ、そこにあったのね。最初、あまりの狭さに面食らって気づきませんでした。
紙エプロンは黒い生地。
ちょっと素材が軽いのか、常にひらひらしていて落ち着かなかったけど、これないと後が大変なことになることもあるからね。

麺が到着。

烈炎担担麺。辛いぞ注意。

うぉっ、スープが真っ赤。ちょっと下のほうから混ぜ混ぜしてレンゲでごくりと飲んでみます。
ビリビリッと来る重いヘビー級のパンチのような辛さです。
舌にザラッとくる山椒やスパイスの粉末が、本物を感じさせます。
画像上部の香菜もさわやかな香りです。

ズズッと麺をいただきます。
うーん、縮れ麺に辛いスープがよく絡んで、旨い。旨いが辛い。
口の中で小鬼が棍棒をぶんぶん振り回して暴れているような、暴れん坊な辛さです。
確か、テレビかネットで烈炎はハバネロ使っていると見たような・・・。さもありなん、という暴力的な辛さ。

ここで、水餃子に避難します。

水餃子。皮がもっちもち、肉汁ぴゅっ。

ハーフの3個にしたので、とりあえず半分口に入れようとすると、ピュッと肉汁が吹き出してしまいました。

おっといかんいかん、もったいない。せっかくの肉汁が・・・。
お隣に誰もいなくてよかった。
皿に盛られて出てくるので、水餃子が冷めるのが早いですが、タレと白髪ネギが載って出てきますので、ご飯のお供には絶好です。

ランチのサービスライスもお替りOKということで、辛さの避難としてはいいかも。
カウンターに、レンゲにライスを乗せて、スープにひたしておじや風にして食べても旨いよとあったので、やってみましたが、烈炎だとせっかくのお米の甘みが辛い塊に変身してしまい、さらに口の中が大変なことに

まだ半分も食べないうちに、たらーりとお花が・・・。
おっといかんいかん、ティッシュはどこだっけ。
ライスがちょっぴりサイズなので、お替りしようかどうしようか微妙なところ。
水餃子がなければ辛さ避難用にお替りしていましたが・・・。

そのうち、あれ?なんか目がうるうるしてきちゃった。
辛さで涙腺が緩んだか?? こりゃぁかなりヤバい辛さだぞ。

こんなにエッジを効かせた辛さは最近久しぶりだ。
他の店は胡麻や出汁の旨さもしっかり味わえるのだが、ここのは辛さが9割以上かなぁ。

せっかくカウンターに青山椒とか香味酢とかいろいろ置いてあるのに、試してみる余裕がない・・・!!

カウンター備え付けの調味料。お好みでどうぞ。

もう一段階下の辛さの紅担担麺だったら、青山椒入れてみたりと楽しめたかもしれませんが、このビリビリスープにさらにシビレを増やしてもどうするんだよっという辛さです。
かろうじて、香味酢を入れてみたら、ちょっと辛さがマイルドになったような気がしました。

そのうち水餃子も尽き、ライスも尽き、残るは残虐なスープとその底に沈殿する旨い挽肉・・・。 しばし、暴れん坊なスープとにらめっこ

うーむ、進むか、退くか・・・。ここが思案のしどころだ。

よし、意を決して挽肉のサルベージにかかります。

こういうとき、雲林坊のような穴あきレンゲがほしいなぁ。
2口すすっては、ティッシュで花をかみ、また1口すすってはハンカチで涙を拭き・・・。何とか、挽肉は全部助け出しましたが・・・ポケットティッシュ1袋、消費です。
それでも、スープ全部やっつけるのは無理、ギブアップです。

いやぁ、ここまで辛い麺をいろいろ食べて参りましたが、涙腺を刺激されたのは当店が初めてです。

次回は、紅担担麺とそのバリエーションを楽しみつつ、ハーフ麻婆飯あたりで遊んでみようか。

とりあえず、無謀にもいきなり上限の辛さを試してみてしまったので、次回は気楽に行こうと思った香氣四川麺条さんでした。