12/10、当社の情報開示担当役員のところに、日本IR協議会から「IR優良企業賞2007」の審査結果レポートがフィードバックされてきました。
あぁ、これ、こないだブログで紹介したんだっけ。
ウチの評価はどうだったかねぇ・・・、とページをめくります。
最初のほうは、今年のIR優良企業賞を受賞した企業の選評です。
これについては、こちらの記事をご覧ください。
■日本IR協議会、IR優良企業賞を発表
http://ameblo.jp/ir-man/entry-10054290900.html
アステラス製薬、コマツ、オムロン、テルモ、住友商事、帝人、三菱商事・・・、そうそうたるブルーチップ銘柄が並んでおります。
(あー、そういえば、アステラス製薬は1,000万株超の自己株式を来年度にも消却するとのことで、話題にのぼっていましたね。株主のほうを向いた経営を強化されています。)
フィードバックされた審査結果レポートの見方が、つらつらと続きます。
なんだか、いやにまどろっこしフィードバックだなぁ・・・
先のトピックでも紹介した、評価ポイントごとの当社の評価が、専門委員評価審査結果として、平均得点率や偏差値と比較されて表示されています。
Ⅰ.IR活動の目標設定・・・平均よりちょい下
Ⅱ.IR組織・体制・・・ほんのちょっぴり負け
Ⅲ.経営トップの関与度・・・平均より首の皮一枚上 (^^;
Ⅳ.コーポレートガバナンス・・・おっ、平均を上回ったぞ (^^)v
Ⅴ.情報開示の姿勢・・・ぐぐっと行きました
Ⅵ.活動のフィードバック・・・うーん、イマイチ
Ⅶ.IR担当者の姿勢・適性・・・おおっ、自社最高得点や
Ⅷ.IRツールとイベント・・・おっ、これも高得点
さらにページをめくると、ローマ数字Ⅰ~Ⅷまでの評価ポイントのさらに詳細ポイントが、同様に、満点・自社得点・自社得点率・平均得点率・偏差値で示されています。
例えば、Ⅰ.IR活動の目標設定だと、詳細評価ポイントはこんな感じです。
「投資家の立場を理解し、適切なIRの目的を設けて活動を行っているか」
ちょっと飛んで、2007年で重要視されたという「Ⅳ.コーポレートガバナンス」のポイントを見てみると・・・。
・コーポレートガバナンスのポリシーが明示され、かつ実行状況が開示されているか
・現在のコーポレートガバナンス体制を採用していることによって、株主への説明責任が果たされているか
(中略)
・資本政策を構築し、例えばROEを高める施策を発表しているか
・株主への剰余金分配の姿勢を、例えば配当性向の目標やDOE・総還元性向などの指標を活用して明確に表明しているか などなど、
Ⅷ.IRツールとイベントまで、全部で37項目もあり、丁寧に自社の位置づけが明らかにされています。
これだけでも、当社のIR活動の通信簿として、ありがたい資料です。
さらにページをめくっていくと・・・。
「調査票」というページがあって、さっきと同様のⅠ~Ⅷの項目がまた登場しました。
あれあれ・・・。 なんじゃ、こりゃ
何で同じⅠ~Ⅷがまた出てくんの?と思いましたが、結果をざっと見ると、確かに自分が書いた調査票アンケートの内容から、たぶんそんな点数だろうね、という結果になってます。
うーん、どういうこと ?(゚_。)?(。_゚)? ンンン・・・。
もう一回、審査結果レポートの見方のページをよく読んでみます。
あっ
こう書いてあります。
「奨励賞対象として第二次審査の『専門委員評価』を受けた結果です。」
・・・。
・・・、・・・。
うそっ
もう1回、レポートの後ろのほうの総合サマリーを確認します。
「貴社は、奨励賞対象として専門委員評価を受けた 22社 のうち ○× 位圏内です。」
どひゃーーーー
ま、ま、マジですか
確か、今回のIR優良企業賞って、奨励賞は「該当ナシ」だったはず。
でも、このレポートによれば、当社は、その奨励賞にノミネートはされたということ、しかも、その一歩手前、○×位圏内にいるということを教えてくれています。
う、う、・・・・・うれしぃっす
ありがたや、ありがたや。
ウチなんか、全然ムリだと思ってたよ。
俄然、ヤル気が出てきました。
うっしゃー
ここまできたら、当然狙うよ、奨励賞
ご丁寧に、ウチの会社はどこが足りないか、審査結果が教えてくれているんですもの。
さっそく、社長に掛け合って、足りないポイントを補うように、IR活動の強化を進言しましょう
第二次審査の審査委員の方の中には、実際にお会いさせていただいた方もいらっしゃいますから、ホントにIR活動の内容が改善してなければ、恥ずかしいですから・・・。
がんばるぞー
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