広島旅行最終日は広島市内に戻ってきて、平和記念公園へ行きました。

佐々木禎子さんが実際に折った鶴が平和記念資料館の中に展示されていたのですが、

薬が包んであった紙を利用するなどして折っていたのだそうで、鶴はどれも親指の爪ほどの大きさで。

1000匹の鶴を折っていた時の気持ちを思うと、苦しくなります。

資料館内には様々な展示がありましたが、被爆された方、お一人ずつの大きな写真と被爆後の逸話を紹介しているコーナーからは、それぞれの方に人生があったのだということを改めて想い、
生きながらにして身体の一部が炭素化しているような瀕死の重傷を負った方々のお写真は何度見ても辛いものがありました。

一発落とされた都市でこれだけの被害と悲劇があるのに、今、世界には12,500発もの核弾頭が推定であるといいます。

(下記サイトから転載)



被爆国としての日本が核の恐ろしさを戦後訴え続けても、その間核は増え続け、今や米ソそれぞれ5000発以上持っているという事実に、「そんなに作ってどうするの」と、その愚かさに失笑してしまいます。

頭のイカれた指導者が核のボタンを押さないよう祈るばかりです。