Amazonユーザー故、ベゾスの考え方がどのようにAmazonのuser experienceに繋がっているのかが非常に興味深く、一気読みしました下矢印


一代で世界を席巻するビジネスを創った(数多くの産業を根本から変えた)という点で、Appleのスティーブ・ジョブズと比較しながら読んでいたのですが、共通項が数多くあると感じました。
ジンジャーブレッドマン飽くなき好奇心
ジンジャーブレッドマン芸術と科学を愛し、その2つを結び付けている
ジンジャーブレッドマン世界への「驚き」を持ち続ける

ベゾスの子どもの頃のエピソード、どのような環境で育ったかについても色々と記述されていますので、子育て中の親目線で読んでも非常に興味深い一冊でした。

例えば、ベゾスは子どもの頃、地元の図書館でSF小説を読み耽っていたそうです。
本の虫は成人しても変わらず、今では作家や映画製作者のために毎年研修会を開いているのだとか。

ベゾスを語る上で無視できないのがお祖父様の存在で、南テキサスの広大な農場を保有していた祖父宅で毎年夏を過ごし、
ブルドーザーが故障すれば祖父と一緒にクレーンを作ってギアを持ち上げ、自分たちで修理する
家畜を去勢する
風車をつくる
配管を敷く
科学とテクノロジーと宇宙旅行の最前線について長い会話をする
といった日々を送っていたそうです。

以下、参考にしたいと思っているベゾスの考え方についてのメモです。

クローバー「後悔最小化」のフレームワーク
80歳になってその判断を振り返ったときに、どう思うかを想像してみる。
後悔の数をできるだけ減らす。

クローバー「長期」に目を向ける
長期思考はイノベーションを可能にする。
「GRADATIM FEROCITER(一歩ずつ、猛烈に)」
→長期思考のシンボルが一万年時計
10000yearclock


クローバーデータと同じくらい「直感」を重視する

リスクを取るべきときもある。

野生の勘も必要だ。

そうしたものがあってはじめて優れた判断ができる。

そしてグループで議論して判断する。

謙虚な姿勢が必要だ。


富士山2024年 37冊