R15+指定の「オッペンハイマー」を観てきました。

(画像はお借りしています)


何ですかね。。。

見ながら、被爆国の国民として悔しいやら悲しいやらで泣けてきました。

ドイツの爆弾開発に対抗して、開発に着手した原子爆弾。

どうして原爆実験だけで満足して投下を思いとどまってくれなかったのでしょう。

投下したら、どれだけの被害が出るか分かっていたのに。

日本は遅かれ早かれ戦力不足で負けると分かっていたのに。


広島に原爆が"無事に"落ちて壊滅的被害を与えたことを知った後に開発者達がオッペンハイマー博士を拍手喝采で迎える場面は、見ていて吐き気がしました。


日本も他国に対して酷いことをした歴史があることは知っていますし、申し訳なく思っていますが、でも原爆を作り、投下し、何の罪もない広島と長崎の一般市民22万人超を殺したこと、改めて許せないと思いました。


アメリカ目線で作られたこの映画を見て、アメリカ人中心に「原爆投下したことで戦争が早く終わった」論が更に強化されるのでしょうか。


今、この時代にこの映画を作り、公開した作り手の意図とは違うところに日本人としてはどうしても反応してしまう映画でしたが、見ておいて良かったです。


国の威信をかけて作った原子爆弾を

一発目は威力を見せつけ

二発目は降伏させるために

使いたかったのかもしれませんが、亡くなったのは多数の子どもを含む一般市民で、何の罪も無い人々だったのですよ・・・








飛行機2024年 13本目