繰り上がりのある足し算、繰り下がりのある引き算を、我が家は主に100玉そろばん+算願プリントの組み合わせで取り組んでいたのですが、これといった躓きもなく、思っていたよりすんなり進めることが出来ました。
特に引き算は減加法メインにしたいと思っていたのですが、理解を促すための教材として、100玉そろばんは本当に良かったです。
100玉そろばんに加え、数処理の領域に関してはモンテッソーリ教育の金ビーズを愛用してきましたが、モンテッソーリ教育では、《具体から抽象へ》という流れを非常に大切にしますよね。

金ビーズを扱う中で自然と《量感》も養われていくわけですが、昨日は、100玉そろばんや金ビーズの世界から少しだけ抽象の世界へと誘う「切手遊び」のお仕事をしました。
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先ず、金ビーズと切手遊びの教具との橋渡しから。
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ついでに、10進法についても駄目押ししておきました。

次いで、繰り下がりのある引き算を切手遊びのお仕事で。
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ここで分かったことは、上娘は、100玉そろばんを用いた《作業ステップを"覚えて"いただけで、計算ロジックを"理解"していた訳ではない》ということでした

頭の中で今後もずっと、100玉そろばんを弾くイメージで計算し続ければ問題無い話ではありますが、先を急いでいる訳ではないため、ここは、ツールが変わろうと何ら動じることなく完璧に答えに辿り着けるよう、じっくり取り組むことにして、ロジックを改めて確認しながら、教具の操作をしてもらいました。

次に取り組んだのは、繰り上がりのある足し算です。
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こちらは特に問題無し。

少し教具を変えたり、少し抽象化するだけで、思わぬところに穴が見つかったりするものですね汗

具体物を使いながら、理解の深度をより深く。
色々な角度から取り組むことで、基本のキを盤石に。

数操作に関しては、100玉そろばん&金ビーズそして切手遊びの教具を使いながら、螺旋状にステップアップさせていくことにします。