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少し前にブロ友さんが「英語の多読を始めます!」と宣言されていました。
それに触発され、興味はありながらも何となく何もしないまま今までダラダラときてしまった英語の多読を私もこれから始めることにしました
きっかけを作ってくださったブロ友さんに感謝です。

大人用の多読教材にも興味はあるのですが、我が家の場合『Learn at Home』 の課題図書の絵本などが家の中に積ん読状態で沢山あるので、先ずはそれらを全て読み終えることを目標にしました。
Learn at Home, Grade K/Amer Education Pub
¥1,768
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始めて数日経っての感想としては2点あり、
  『Learn at Home』の課題図書に採用される時点で一度フィルターにかけられた絵本なので、内容的に安心
  子ども用絵本とはいえ、「このフレーズ、今度使ってみよう」等々の発見が沢山
といった感じです。

読んでみて良かった絵本はブログにアップしようと思っており、今回は第一弾として以下4冊のご紹介です。 

Perfect Pigs/Little, Brown Young Readers
¥827
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この絵本は「マナー・躾」のテーマの課題図書なのですが、こんな感じ で漫画形式になっています。
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電話の応対、友人関係、公共の場での振る舞い、ペットを飼う時などなど扱っている内容はいたって真面目なのですが、漫画形式のせいか、登場する豚たちがユーモアたっぷりに描かれているせいか、かなり可笑しいです。

また、パーティーに呼ばれた時/招待した時といったテーマも扱っているのですが、日本の絵本でそういうテーマを扱っている絵本はあまり見かけない気がして、このあたり洋書特有というか、異文化を学ぶことが出来て良いんじゃないかなと思いました。



次いでこちら です。
Dandelion/Turtleback Books
¥2,035
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この絵本は”ありのままの自分で良いんだよ”というメッセージが込められた絵本です。

着飾ってパーティーに出掛けたライオンをキリンのマダムが認識してくれず、ライオンは追い返されてしまいます。
いろいろあってその後パーティーに参加出来たライオンにキリンのマダムが「さっきおかしなライオンが来たのよ」的な話をしたところ、ライオンが「そのおかしなライオンは僕だよ」とカミングアウトし、マダムも「ごめんなさいね」と誠意をみせて謝るくだりが個人的には気に入りました。
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3冊目はこちらです
How Rabbit Stole the Fire: A North American Ind.../Puffin
¥1,343
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『Learn at Home』では、自国の少数民族について時間をかけて学ぶカリキュラムが組まれています。
この絵本はそこで取り上げられている課題図書の中の一冊で、North American Indianに語り継がれている民話なのですが、上2冊の創作絵本とはまた異なる趣で、教え・示唆に富んだ内容になっています。
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4冊目はこちらです
Where the Wild Things Are (Caldecott Collection)/HarperCollins
¥1,038
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この絵本は1963年に出版され、翌年、Caldecott Medalという、アメリカで一年間に出版された絵本の中で最も優れたものに送られる賞を受賞した絵本です。
全世界で約2000万部売れ、映画化もされています。
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翻訳版もでているのですが、こちらも100万部売れたのだそうです。
絵本で100万部・・・すごいですね。
かいじゅうたちのいるところ/冨山房
¥1,512
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主人公のやんちゃな男の子はいたずらをして母親に叱られるのですが、反省するどころか「食べちゃうぞ」と応えたために夕食抜きで部屋に閉じ込められてしまいます。
そこから始まる空想?夢?のお話なのですが、最後のオチが何とも子どもらしく、また母親の愛情を感じられて読み終えて暖かい気持ちになる絵本でした。