「この類の本はかなり読んだのでもういいかな・・・」と思いながらも、図書館で予約待ち60番台の人気だったものがせっかく届いたので読みました左下矢印


御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方/アスコム
¥1,404
Amazon.co.jp


書かれている内容の一部は日経DUALの過去記事で読むことが出来ます。

日経DUAL



更にビックリマーク

巻末に著者のフェイスブックページが紹介されていたので眺めてみたところ、こう言っては失礼ですが、フェイスブックページのほうが情報が新しいし、且つ有益で面白いと思ってしまいました。



先ずこちら左下矢印

⇒ 西村則康の『理系脳』子育て倶楽部

全国の知育スポットが紹介されています。


次いでこちら左下矢印

⇒ 西村則康コミュニティ

このFBにはコラムが掲載されています。


更にこちら左下矢印はFBではなく著者のHPですが、

⇒ 中学受験 塾ソムリエ

子どものタイプ別受験塾選びや、小3以降の学年別、志望校別の中学受験にまつわるコラムが掲載されていて読み応えがあります。




冒頭の書籍や日経DUALの記事を読むと、”頭のいい子を育てるための法則”的なことが結構書いてあるのですが、以前記事にした『東大生の親に聞いた「頭のいい子」「集中力のある子」の育て方』を読んで以来、子どもへの接し方はその子の性格によって柔軟に対応すれば良いことであって、「べき論」に縛られる必要は無いという思いが強くなってしまい、この本に書かれている法則の類もさほど重きを置いて読まなくても良い気がしました(これはあくまで私個人の意見ですが・・・)。


例えば、本書の中に子どもがテストで悪い点を取ってきた時の”理想的な親子の会話”が書かれていたりするわけですが、どういう言葉掛けをすれば発奮するかは子どもの性格によってまちまちだと思うので”理想の会話”に囚われる必要はないと思うんですよね。

実際、東大生の親が実践していた言葉掛けも千差万別ですし・・・。




・・・と、子育て経験の浅い私が偉そうに否定的な意見を連ねてしまいましたが、本書に書かれている内容自体は高濱先生の主張に近く、全体的に常識的なトーンで違和感なく読める本でした。




関連記事: 東大生の親に聞いた「頭のいい子」「集中力のある子」の育て方