3/2~3/7(大会は3/3~3/7)DENSOカップに審判員として参加させて頂きました中本万虎平です。
まずこのコロナ禍にも関わらず、デンソーチャレンジカップサッカー2021に開催して下さった大会役員、大会委員の皆様、そしてホテルの手配や、大会中、運営をして下さった関東サッカー学生連盟の学生幹事の皆様、この大会に関わってくださった方々に感謝申し上げます。
大会のことに話を戻します。昨年までは1級審判員の方が派遣されていたみたいなのですが、今年、初めての試みで各地域から学生2級審判員が派遣されており、その一員として中国学生サッカー連盟から派遣して頂きました。学年的にも自分が1番年下で唯一の2年生であり、集まった中にはJリーグの第4の審判員を経験している人など年齢的にも実績的にも自分より遥かに上の方々ばかりでこの中でやっていくの、きついし、不安だなと思っていたのが正直な初日の感想です。
~2日目~
日本高校選抜と関西選抜の副審をやらせて頂きました。正直なところ、最終ラインの上げ下げ、最終ラインでの駆け引き、1つ1つのプレーそのものなど中国地域では経験できないものだと思いました。全国レベルのプレーが目の前で繰り広げられていること、全国レベルの試合を担当できていることが夢のような時間でした。とはいえ、そことは切り離して、副審として任務を遂行しました。
~3日目~
次の日は日本高校選抜と関東A選抜の試合の4th officialを担当させて頂きました。選手交代やアディショナルタイム表示の際に使うボードで初めて電子ボードを使いました。初めて使ったので戸惑いはありましたが、他の審判員の方々の直前のレクチャーで何とか滞りなく、審判員の一員として試合を運営できたと思います。
〜4日目〜
そして試合日3日目。自分は関西選抜vs.関東選抜Aの主審をしました。正直なところ中国地域のどの試合でも味わえないレベルだと感じました。ゲームスピード、フィジカルコンタクト、テクニック、ボールコントロールなどなどありとあらゆる面で。また、言葉などで揺さぶってきたり、試してくるというところでも中国では経験できないのかなと思いました。その揺さぶりでいつもなら自信を持って判定しているところももしかしたら違うんじゃないかと思ってしまった部分もありました。自分の弱点であるメンタル面が露呈した試合でもありました。中国にいて、このレベルの試合はなかなか経験できるものではないし、大切にしていきたいと思います。
~5日目~
準決勝の関東選抜A vs.関東選抜Bの4th officialを担当しました。
4thのところから見ていても伝わってくる体がぶつかり合う音や、プレーの精度、1つ1つのプレーへのこだわりなどなど。また、ベンチからのアピールなどもあったのですが、ベンチ役員と上手くコミニュケーションを取っていい関係を築いたりが4thの役割であるのに、それが上手く出来なかったのが改善点です。しかし、試合後の振り返りで、どうすれば上手くできるか、Jリーグ担当審判員の方からアドバイスを頂いたので、これから活かしていきたいです。トップレベルの試合に近づくにつれ、4thのベンチコントロールも大切になっていきます。それが結果的に主審のゲームコントロールを助け、荒れなくなることもあるくらいです。
~6日目~
3位決定戦の九州選抜vs.関東選抜Bの副審を担当しました。2日目同様、寄せ集めの選抜であるにも関わらず、ラインコントロールが上手く揃っていて、上げ下げ、またDFとFWのライン際での駆け引きなどトップレベルでした。またオフサイドトラップもかけたりしたので見極めが難しかったですが、1つを除き上手く出来ました。しかし、ラインに常についていかなければならないのに、ついていけなかった部分もあったりしたのは改善点です。また1つ、あるシーンで最終ラインからズレており、オフサイドフラッグを上げられずに、それが守備側チームの失点につながってしまって、2点差で負けてしまいました。その失点が無ければどうなっていたか分からない展開だったので重大なミスでした。選手たちは気づいていませんでしたが、そういう問題ではなく、しっかりと正しい判定をしなければならないなと思いました。改善していきたいです。
総括
普段では触れることが出来ない試合レベルで、そのようなレベルの高い試合を毎日できていて、夢のような、幸せな時間でした。また普段では出来ない、他の審判員との意見交換。YouTubeに上がっている試合映像で何人かで見て、見解を示す。普段では気づかないところに気づけることもありました。
また普段、Jリーグの試合を担当されている1級審判員の方や、Jリーグの試合の審判員を評価される1級インストラクターの方にフィードバックなどをして頂き、発される一言一言がほんとに勉強になることばかりでした。このような貴重な機会を経験できたことを決して無駄にしないように、また派遣して頂いた中国大学サッカー連盟の方々、今回指導して頂いた1級審判員・インストラクターの方々、普段から試合をしてくれる選手の方々、中国地域で試合を見てくださるアセッサーの方々に決して感謝の気持ちを忘れず、普段のどんな試合でも本気で取り組み、どんな試合の判定でも
"能力の最大を尽くして判定を下し"ていきたいなと思いました。





