仕事、ってなんだろう
どういうことだろう
最初は緊張とワクワクで始めた仕事も
慣れてくるといろんな思いが湧いてくるようになる
それは私の仕事じゃない、という思考に苦しんだ時があった
一緒に働く人の言動が、いちいち気に入らない
させられているという被害者意識も出てくる
そうなると仕事はきつくて仕方ない
その時、考え方というものを学んでいた私は、考えてみた
私の仕事じゃないということは誰の仕事だと思っているんだろう
それは本当に私の仕事じゃないのか
私がするのではなく、あの人がするべきなんだろうか
これは私の仕事じゃない、という考え方だと
やってもらって当たり前
やらないあいつが悪い、くらいにまでなってしまう
もしすべての仕事を私一人でやるとしたら？
いやーーー
絶対無理
やることありすぎるし、苦手なことばかりだ
全部自分の仕事として動いてみたらどうなるんだろう
ここで実験してみた
すべて一人でやるとしたら
やらなきゃ、と思ったら即座にやろうという言葉に変えた
全然気持ちなんて乗らないけど
掛け声みたいなものだ
やろう、で動いていると
させられているなんてとんでもなくて
私が助けてもらっていることに気付いた
うわーー
こんなにやってもらっていたんだー
ありがとうという思い
そして、疲れが違った
体は疲れているけど、嫌な疲れ方ではない
嫌な気持ちでやっていたときと、重さが全然違う
爽快な疲れ方だった
ああ、私はどこにいてもこの、やってもらって当たり前の世界にいたんだなと
少し世界の見え方が変わった時だった
一気に世界が変わる、というわけではない
やっぱりまだ、誰かやって！思考は出てくる
でも一回体験したから
またやってる、と自覚できるようになった
辛くなってきたら、またやってたなと気づく
しかしまだ、仕事とは何だろう
の、答えは出せていない