大喜利のあるソーシャルグッド その2 | みんなの眼鏡屋さんイプシロンのブログ

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眼鏡とかサングラスとかを選ぶフリーメガネスタイリストやってます。撮影で撮ってきた写真とかおいしいご飯とかをアップします。

コドモの貧困を解消するとか、SDGsとか、急に言い出すやつ、お金儲けしか考えなさすぎ笑。

 

 

世界の常識として「脱炭素社会」ってスローガンがあります。やっとこさ、日本も温室効果ガス排出、2050年ゼロを宣言しました。神戸市も環境に優しいとか、もちろんSDGsとか、阪急電車の車両にさえいっぱいラッピングされています。果たして本気で「脱炭素社会」に向かってるんでしょうか?まだ石炭から電気作ったら良いってゆうてるんですよ。自分たちが生きてくため、経済活動するため、しゃーないって。
 
ボクらが産まれた年、1971年頃、いっぱい原子力発電所が建てられました。原子力、未来のエネルギーです。どんな未来があったか、ボクらはその後知ることになります。
 
そう、高校生の時、文化祭で原子力について調べました。その時も反対か、賛成か、はっきり言え!みたいなノリもありました。って言うのが30年以上も前。その間、ロクな議論もさせずに、安心安全を謳い、東京電力の発電所では海にトリチウムを放出する準備をせっせとしています。トリチウムがどんな健康被害をもたらすか、てか、風評被害について本気で考えてなさそうです。やっぱり東京湾、大阪湾に流すしかないんでしょうね。
 
そんな中、今更、取ってつけたように、ソーシャルグッドを語る、ヤバいです。
 
「大喜利のある」ってのは最大の皮肉です。(笑)なんですよ。しかしながら人それぞれ、社会善は考えなければなりません。
 
コドモの貧困って根源は何でしょう?ソコは経営者であればすぐわかる。格差是正の問題です。最低賃金を上げたら格差は無くなります。ソレか、低所得世帯に対して毎月15万円ずつ配りさえすれば無くなるコトかもしれません。
 
あのローランドさんだって肌で感じてるコト。すべてのブラック企業に適正賃金を払わせたら、もっと社会善は進みます。
 
なのに、拡大マーケティングを繰り返し、規模の拡大こそが社会の幸せだ!ってやるコトが善なんでしょうか?ボクらの世代、ちょうど公共事業こそがすべての善だ!ってやってたのを横目で見てたんですよね。
 
そういえば、神戸ルミナリエってのも本質は年末の雇用対策で、観光とか、鎮魂とかの名の下にすんげえ雇用を生んでました。そんなシステムはそう思いつかないです。感動します。
 
あっ、コレも電気の祭りだ。
 
ソーシャルグッドのために何をすべきか?
 
手を止め、目を瞑り、物思いにふける。
 
そういや、今回のウイルスってそんな感じじゃないでしょうか。みんなが活動を止めたら、数日で空がキレイになり、街にゴミが無くなり、コドモたちが笑顔で公園で遊ぶ。しかしながら年老いた方たちは顔をしかめながら、自分たちの活動制限に怒りを表明する。
 
誰かが笑えば、誰かの笑顔を奪う。
 
実際、そうだった気がします。
 
 
 
ボク自身もまだ(笑)的な笑いはしていても本当の笑顔にはなれていません。ソーシャルグッドの実現は経済活動と両輪であって、いっぱい儲けたあかつきに施しでやるもんじゃありません。まあ、そもそもヤル気のない人は別ですが、、、
 
だから何やねん!ってキレられても仕方ありませんが、大喜利をしながらでも、ネタを作りながらも、前に向かってソーシャルグッドを叫んでいかないとボクらは生きる価値さえ失ってしまうってコトです。
 
って長々と枕を書いていたんですけど、今日の本題はデジタルサービスのあり方です。
 
この Covid19 の影響下、ずっとデジタル化って何だろう?てか、デジタルがもたらす幸福感って何だろう?って問いを自分の中で考えてきました。自然と考えていくうちに、やはり 『No One Left Behind』 ってスローガンがしっくり来ています。
 
デジタルは電脳とか電気信号って訳がしっくりくるかわからないですけど、やっぱり電気を使ったツールを用いて人間の幸福を追求するもんなんです。
 
だから小難しい技術をサラッと使えるようにしなければならないんです。
 
自動ドアってあるじゃないですか、今回、工事で知った衝撃的事実は、あのドアに付いてるスイッチってリモコンなんです。アソコのアレに触れるコトでドアが機械式で開くと思っていたらアレはただのリモコン。触れたら開くと思ってたソレはただのシールで上のセンサーが反応してたんです。
 
なので、今回、服部メガネの自動ドアは足元を踏んだらドアが開くというハイテク化に成功しました。嘘です、30年前からあるアレを採用しました。
 
誰が触ったかわからないエレベーターのボタンを触りたくないっていうヒトが増えてます。どうやったら触らないで済むかなって考えたらソコにたどり着きました。
 
北側のドアは軽いタッチで開く吊り戸を採用しました。暖冷房が効きにくいという上下に密封していない技術なんですが、何より効率よりもスキマ風を起こすコトによって換気の効率の方を採用しました。
 
南側にも新しいトビラをつけたコトで38%くらいの換気機能を身につけました。
 
何%っていうのはAppleのパクりですけど、ウチの場合は当社比です。
 
あっ、ここまでのハナシでもまだデジタルに到達していない笑。
 
デジタル論っていうのは実際こういうもんなんです。だってOSってのに、Windows ってあるでしょ。何よりも窓が大事なんです。
 
ボクはリモート検眼ってのは今のところ、賛成出来ないです。だいたいのソレってマイクで遠隔操作するだけで、教習所の教官がマイクで教習するみたいなもんでしょ。じゃ、誰が検眼レンズをセットするんかって、装用テストの反応を脳波で測るんかって、じゃ、聴覚の弱い方はどないするんやって。
 
まっ、新しい技術、技術革新は大切です。未来の検眼機までだいぶ進んできています。昼間、夜間視力を計測したり、視野を検査する機械の技術革新は世界でも大注目分野です。
 
しかしながら技術革新がタダの人間の平準化と効率化に使われるのは真っ平御免です。
 
そうやって思想と技術を切り離すコトで、差別化、してきたワケです。
 
スムースなデジタル移行とはUI(ユーザーインターフェイス)で決まると思っています。どれだけ素晴らしい技術ができたとしてもそれを大多数の方が使えないと意味がないし、特定の誰かを置いていく技術であればソレを広めても『イイね』の声が少なくなってしまいます。
 
僕らの世界でもそうです。出来るだけデジタルをデジタルと感じさせずに未来を感じてもらう仕掛けを作っています。電子カルテの徹底も一つですし、作ってきたメガネデータを分析しながら心地の良いメガネを考えていきます。AI判定である程度まで正解まで近づくとは思うんですが、ラスト数センチ、数ミリの調整はフィジカルな部分を求められています。
 
アイウェアからアイウェルネスへ
 
皆様へのカウンセリングで服部メガネとイプシロン ベイスではソーシャルグッドを目指しています。