一概に老天珠といっても定義もないし、決まりごともない。

一般的には何千年以前のものという感覚ですが、でもチベットの人々は老天珠を今も永遠に時の継承者として守り続けていることは確かです。石自体、形は変われど人間より長生きなもので数千年経ってかなり形も変わっているのかもしれません。もしかしたらその間に物自体もとり換えられてもいるでしょうね。(家の事情など)


今までの経験からの私見による老天珠の見分け方考えてみました。(勝手ですよ^ ^)


◯見た目の変化

口縁部の摩耗

穴周りの削れ・片擦れ

ロート状の穴口、ドリル状の痕

刀痕など削った痕跡

表面の風化具合


◯質感

経年による劣化・変色(経年による黒のツヤがなくなり、光沢が鈍く輝く。紋様も石化するものもある。)

油分が湧出

スベスベ肌

しっとり感


他、石の性質でさまざまなので比較は難しい。

10倍以上のルーペは必須。

千年以上経ってても老天珠じゃないという見識者もいるし、油分が多いので老天珠という人もいる。

個人の見解に左右されるかもしれない。


◯形変遷

円筒状のものは細めが多い(摩耗にもよる)

紋様が細い

幾何学模様のものもある。

穴口が大きく開いたものも古いものという方もいる。

穴の穿孔が手掘りのドリル状の斜線が見られる。


口縁部が斜断のものがあるが、最近では台湾もので真似したものがあるが、ルーペで見ると経年による摩耗具合で後加工か分かることがある。


風化紋は、経年劣化で石の組織が摩耗したものですが、馬蹄痕(丸いひづめ状痕)は全て劣化で出るものでないと思っている。

現に最近のものでも馬蹄痕がたくさんあるものも、朱砂もそう。石の性質が関連あると思う。既に加工時の熱と化学変化によって現れた・変化元になった現象だと。

チベットの一部の石は、そういった現象が出る性質を持った良質な石を神格化したものの気がする。(あくまで勝手な解釈?)


分かったことを私見で出したが、全てではなくもっと経験が必要である。文献も少ない。


しかし、何千年も経てば表面だけでなく摩耗具合(ツヤ 油分)も必ず出てくるので細かく見ることが大事。


思いついたらまた明記します。

あくまでも私見です、ご了承くださいm(__)m