秋華賞(GI) … 2025/10/19(日)京都競馬場
秋のG1の第二弾は、牝馬三冠の最終戦、秋華賞。桜花賞馬エンブロイダリー、オークス馬カムニャックの2強対決の様相であるが、オークス3着以内からの直行がトレンドのところ、両馬ともに着順とローテーションに難があり、一筋縄ではいかないようにも思える。アルマヴェローチェを筆頭に、桜花賞の2着3着、オークスの2着3着が不在というのが、寂しい限りではある。その分、夏の上がり馬に期待したくなる。トライアル2戦の上位馬6頭が全て出走するのも楽しみである。生憎の空模様で残念ではあるが、熱戦に期待しましょう。
◎⑪エンブロイダリー114牝3Cルメール…7戦4勝2着1回のアドマイヤマーズ産駒、母父はクロフネ。父はマイルの実績馬であるが、1800mの未勝利戦を7馬身差でレコード勝ちしているとおり、2000mまでは守備範囲とみる。オークス以来の休み明けであるが、ローテーション的にはむしろ歓迎材料である。鞍上は引き続きルメール騎手であり、この距離までは大丈夫とのコメントもあった。やや重の桜花賞を快勝しており、馬場の心配もない。当然の2番人気で売れてはいるが、初志貫徹、人気でも本命に推す。
○⑬セナスタイル110牝3岩田康…3戦2勝3着1回のソットサス産駒、母父はハーツクライ。父ソットサスはシンエンペラーの全兄で凱旋門賞馬、母は名牝ヌーヴォレコルトと超良血馬。母はオークス馬であり秋華賞2着、母のリベンジを果たすというストーリーもあり得る話かもしれない。前走ローズSは、何度も斜行しながら、何とか3着を確保し素質の高さを見せ、秋華賞の出走権を獲得した、今年一番の上がり馬といえる。金曜の前売り時には、まさかの2番人気…。血統人気なのかもしれないが、最終的にも3番人気にはなりそうであるが、当初予定どおり対抗に推す。
▲⑰カムニャック114牝3川田…6戦4勝2着0回のブラックタイド産駒、母父はサクラバクシンオー。母父と父がキタサンブラックと同一配合であり、3代母はオークス馬ダンスパートナー。オークスでも単穴評価し勝利したとおり、長距離を得意とし、2000mのフローラSでもレコード勝ちしたように、スピードもある。前走ローズSでは、不利を受けて外傷するも、最後に伸びて勝利した。叩き良化形とはいえ、最近はローズSから勝利することは稀であり、鬼門のローテーションといえる。外傷を負い心理的にも心配であり、良馬場経験しかなく、圧倒的な1番人気(金曜時点で単勝1.8倍)でもあるため、今回も単穴評価とする。
☆③ジョスラン105牝3岩田望…4戦2勝2着1回のエピファネイア産駒、母父はハーツクライ。3歳秋に天皇賞を勝ったエフフォーリアの全妹で、渋った馬場もこなす血統は大いに期待できる。兄は関西遠征が不得意であったが、牝馬の方が図太いかもしれない。春はカーネーションCを勝って休養に入り、秋は前走の紫苑Sで、逃げ馬を捕まえ切れず、クビ差の2着ではあったが、秋華賞の出走権をつかんだ。最近は本番で好走する傾向の紫苑Sから、この馬を特注に推す。
△⑨マピュース108牝3横山武…7戦3勝2着1回のマインドユアビスケッツ産駒、母父はシンボリクリスエス。父の代表産駒ホウオウビスケッツは秋天3着、距離2000mまでは大丈夫と考えられる。春はクイーンCで桜花賞馬の2着、桜花賞は4着と惜しいレースが続いた。真夏のマイル戦中京記念で、斤量の恩恵はあったものの、古馬と牡馬に勝利し初重賞制覇。異色のローテーションではあるが、実力はあると信じて押さえる。
△⑩エリカエクスプレス107牝3武豊…5戦2勝2着0回のエピファネイア産駒、母父はGalileo。血統的には中長距離適性が高く、稍重の新馬戦を勝っているとおり、渋った馬場もこなす。桜花賞では1番人気に推されたが、折り合いつかず、逃げる展開になり、5着に惜敗した。秋初戦は京王杯AHに出走し、1番人気に推されたが11着に惜敗した。鞍上が武豊騎手に乗り替わり、うまく折り合えば、好走する可能性があるかもしれないので、一応押さえる。
△⑭ビップデイジー110牝3西村…7戦2勝2着1回のサトノダイヤモンド産駒、母父はキングカメハメハ。京都開催のG1阪神JFの2着馬であり、春は桜花賞とオークスに出走したがともに惨敗した。秋初戦のローズSでは、11番人気であったが、3着馬セナスタイルから首差の4着に好走し、復活の兆しが見えた。京都コースは、1800mの紫菊賞を勝っており、血統的にもスタミナはありそうなので、押さえる。