オークス(GI) … 2026/5/24(日)東京競馬場


珍しくガッチガッチのヴィクトリアマイルが終わり、今週は牝馬2冠目のオークスとなる。桜花賞馬が短距離血統であり、オークス馬の娘2頭を筆頭にオークス関連血統馬が多数出走する豪華メンバーとなった。桜花賞2〜4着馬は未出走ながら、トライアル組が参戦して盛り上げる。ここのところ、1番人気の勝利が続いているG1であるが、いつまでも続く訳もなく、この辺りで、5番人気あたりが勝っても良いのではないか。なんとかお天気も回復して、良馬場でやれそうなのも良い感じである。3歳牝馬には過酷なレースではありますが、熱い戦いに期待しましょう♪



◎⑯ジュウリョクピエロ105牝3今村…5戦3勝のオルフェーヴル産駒、母父はゼンノロブロイ。血統的には、長い距離が合う、芝では負け無し。鞍上と馬が合うようで3勝全てが今村騎手である。前走の忘れな草賞が圧巻の走り、4角最後方から前に取り付くと、好位から抜け出す脚が抜群で、2馬身半差の圧勝を飾った。関東輸送も府中コースも初であるが、長い直線は向くはずである。女性騎手初なクラシック騎乗ということでも注目されているが、前走からの継続騎乗に期待して、本命に推す。


◯⑱ラフターラインズ108牝3Dレーン…5戦2勝2着1回のアルアイン産駒、母父はキングカメカメハ。父アルアインは2000mのG1(皐月賞、大阪杯)勝ちまでなので、若干の距離不安はある。3着2回と、これまで馬券圏内を外していない堅実派である。しかもきさらぎ賞では牡馬相手に時計差なしの僅差で3着に好走している。前走のフローラSでも、上がり最速で差し切り勝ちをおさめており、コース適性も高い。1番人気になるかと思えたが、現在2番人気で落ち着いている。連軸に最適と考えて、対抗に推す。


▲③アランカール107牝3武豊…5戦2勝3着1回のエピファネイア産駒、母父はディープインパクト。母はオークス馬シンハライト、父母もオークス馬シーザリオ、母母も米オークス馬シンハリーズという、オークス血統の塊。父は菊花賞馬であり、血統的な距離不安は全くない。新馬戦の1800m以外は、マイルを使われているが、阪神JFと桜花賞でも5着と掲示板を確保している。母と同じ2枠3番を引き当て、鞍上は武豊騎手、運も強いと信じて、単穴に推す。


☆⑨トリニティ牝3西村…3戦2勝3着1回のサートゥルナーリア産駒、母父はハーツクライ。母はオークス馬ヌーヴォレコルト、父母もオークス馬シーザリオ。前走は1勝クラス2200mの矢車賞、好位から抜け出す、圧巻の強さで快勝した。今回、岩田望騎手からの乗り替わりとなるが、元々毎回騎手は違っており、それほどの影響はないと考える。脚質は気になるが、良血であり、母と同じ5枠9番を引き当て、3着馬を2回だしている矢車賞勝ちであるため、3着狙いで特注に推す。


△⑧スマートプリエール106牝3原…7戦2勝3着3回のエピファネイア産駒、母父はディープインパクト。母スマートレイアーは秋華賞2着、古馬混合の京都大賞典2400m勝ち、父は菊花賞馬であり、距離不安はない。1800mの新馬戦を勝ち、府中コースも1800mのアイビーSで4着に好走した実績がある。前走のフラワーCでは、イクイノックスの全妹で、昨日のカーネーションCを快勝したイクシードを破って、重賞制覇した。一貫して長めの距離を使ってきた陣営にも敬意を表して、押さえることにする。


△⑫ドリームコア109牝3Cルメール…5戦3勝3着1回のキズナ産駒、母父はハービンジャー。母ノームコアは、ヴィクトリアマイルと2000m香港カップ勝ちのG1馬という良血馬。マイルまでの出走経験しかないが、府中コースはクイーンS勝ちを含めて、負け無しの3勝馬。桜花賞は2番人気9着と惜敗したが、内有利の馬場で外を回したことと、右回りが敗因と考えられ、今回巻き返す可能性は十分にある。


△⑬エンネ105牝3坂井…2戦1勝2着1回のキズナ産駒、母父はMedaglia d'Oro。半兄ファントムシーフは共同通信杯勝ちで皐月賞3着の実績馬。母系を遡るとサドラーズウェルズがおり、府中の2400mは向くはずである。未勝利戦でのデビューとなったが、既走馬相手に大外一気の差し切り勝ち。前走のフローラSでも、上がり最速タイで2着に好走したが、位置取り次第では勝つ可能性もあった。まだ2戦の経験しかなく、3戦目での挑戦はハードルが高いとも思うが、逆に伸びしろがあるとも考えられる。


ヴィクトリアマイル(GI) … 2026/5/17(日)東京競馬場


オッズに翻弄され、以外にも堅く収まったNHKマイルが終わり、今週は古馬牝馬のマイル女王決定戦となる。昨年の覇者アスコリピチェーノは、不参加であるが、2着馬クイーンズウォークが参戦する。若き4歳G1馬2頭が人気的には抜けた存在であり、堅く収まりそうな雰囲気ではあるが、紐荒れも十分にありえるレースでもある。新旧の2冠馬対決を含めて、4歳vs5歳の構図もあり、リピーターが活躍するレースでもある。木曜に雨が降ったが、良馬場で開催されそうなため、熱いスピード競馬に注目しましょう。


◎⑫エンブロイダリー115牝4Cルメール…10戦6勝2着1回のアドマイヤマーズ産駒、母父はクロフネ。父の血統を考えるとマイルがベストかもしれない。4歳2冠馬であり、府中マイルの重賞クイーンC勝ちもある。前走の阪神牝馬Sは、行く馬がいなかったせいか、逃げて勝利したが、今回は控える競馬となる予定。単勝2.2倍の1番人気ではあるが、素直に本命に推す。


◯⑧カムニャック114牝4川田…8戦4勝2着1回のブラックタイド産駒、母父はサクラバクシンオー。オークス馬ではあるが、母父を考えると、もう少し短い距離の方が合うのかもしれない。前走の阪神牝馬Sもマイル戦でエンブロイダリーとタイム差なしの2着に差してきている。フローラSとオークスを勝っているとおり、府中向きであり、人気でも対抗に推す。


▲⑥ラヴァンダ109牝5岩田望…19戦3勝2着4回のシルバーステート産駒、母父はバーカバド。3歳時には、フローラS2着、秋華賞4着と惜しいレースが続いていたが、昨年になって府中1800mのアイルランドTを勝ち、重賞ウイナーとなった。マイルCSは16着に惨敗したが、東京新聞杯では牡馬相手にクビ差の2着と好走した。前走の阪神牝馬Sは8着であったが、府中コースに変わって好走が見込めると考えて、単穴に推す。


☆⑨ココナッツブラウン103牝6北村友…14戦4勝2着4回のキタサンブラック産駒、母父はキングカメカメハ。14戦して掲示板を外したのは1戦のみ、馬券圏外もエリザベス女王杯とローズSの5着のみと、超堅実派である。牡馬混合戦の札幌記念2着など、重賞実績も優秀である。6歳とはなるが、初の府中コースで、マイル戦も久しぶりとなる。スタミナもスピードもあるため、今回の条件でも好走する可能性を考えて、特注に推す。


△⑦クイーンズウォーク111牝5西村…12戦4勝2着2回のキズナ産駒、母父はHarlington。 クイーンS勝ちがあり、昨年のこのレースで2着しており、条件はベストと思える。昨年同様に金鯱賞からのローテーションであり、状態も上がってきているとのこと。しかしながら、昨年の川田騎手から西村騎手に乗り替わりであり、鞍上弱化と考えられるため、押さえる程度とする。


△⑪ボンドガール109牝5丹内…16戦1勝2着7回のダイワメジャー産駒、母父はTizway。 好走と惨敗が極端なムラ馬ながら、最強の1勝馬、今度は好走の番かもしれない。秋華賞をはじめ2着が7回あり、ハマったときの末脚は強烈である。前走の中山牝馬Sはやや重馬場で惨敗したが、前々走の小倉牝馬Sでは、好時計で2着に追い込んできた。丹内騎手との相性も良さそうなので、押さえることにする。


△⑯ニシノティアモ106牝5津村…13戦5勝2着3回のドゥラメンテ産駒、母父はコンデュイット。4連勝で福島記念を勝った遅咲きの馬、府中コース実績もマイル実績もあるが、今回が初G1となる。病床の西山オーナーに向けて、勢いのある上原厩舎、過去に人気薄で勝った津村騎手と、好走すればドラマティックだが、4番人気は売れ過ぎの感がある。それでも4番人気が活躍するレースでもあり、前走やや重な中山牝馬Sからの巻き返しにも期待して押さえることにする。


NHKマイルカップ(GI) … 2026/5/10(日)東京競馬場


先週の天皇賞・春は、3強と言われていたが、2着に12番人気のヴェルテンベルクが入り荒れた結果となった。それでも、3強は1着3着5着であり、4着6着も人気馬が入った。今週は、荒れる3歳マイル王決定戦。例年の傾向なら皐月賞組と桜花賞組が好走するが、今年はどうか。新馬勝ち&2戦目好走馬にも注意が必要であり、レベルの高かった朝日杯FS組も見限れない。天気は持ちそうなので、熱いスピード競馬に期待しましょう。



◎⑦ダイヤモンドノット114牡3川田…7戦3勝2着2回のブリックスアンドモルタル産駒、母父はディープインパクト。 今回出走馬で唯一の3勝馬。朝日杯FSの2着馬であり、マイル適性は高い。京王杯2歳Sを3馬身差で圧勝したとおり、府中コースも大丈夫。目下1番人気ではあるが、鞍上は引続き川田騎手、金子オーナーの馬、そして福永厩舎の初G1制覇に期待して、朝日杯FS同様に、本命に推す。


○⑩エコロアルバ111牡3横山和…3戦2勝4着1回のモズアスコット産駒、母父はフレンチデピュティ。新馬勝ちの後、府中マイル重賞のサウジアラビアRCで、追い込み勝ち。前走の朝日杯FSでは不向きな重馬場でも、中段から差して4着に好走した。目下1番人気を争っていおり、休み明けではあるが、対抗に推す。


▲⑪アドマイヤクワッズ112牡3坂井…5戦2勝3着2回のリアルスティール産駒、母父はZoffany。府中マイルの新馬戦を上がり最速で差し切って勝利した。デイリー杯2歳Sでも上がり最速でカヴァレリッツォを差し切ってアタマ差で勝利した。朝日杯FSでは、最後方から追い込んだが惜しくも3着。弥生賞ディープインパクト記念では、好位からの競馬で3着に好走した。皐月賞では15着に惨敗したが、実績のあるマイルならと考えて、単穴に推す。


☆⑫アンドゥーリル108牡3岩田望…5戦2勝2着1回のサートゥルナーリア産駒、母父はオルフェーヴル。中京マイルの未勝利勝ちの後、アイビーS勝ちが圧巻の末脚であった。右回りのホープフルSとチャーチルCは負けたが、左回りでは2勝を上げている。典型的なサウスポーとも考えられ、特注に推す。


△⑧ローベルクランツ107牡3松山…5戦1勝2着2回のサトノダイヤモンド産駒、母父はキングカメハメハ。血統的には、もう少し距離があった方が向くと思われる。そのとおり、1800m〜2000mを中心に使われてきた。府中経験もあるが、兎に角折合いが難しい馬とのことで、出世が遅れているが、前走の毎日杯で好位から2着と好走した。絶好調の鞍上松山騎手を確保したここは、勝負気配満点と考えて、押さえることにする。


△⑯アスクイキゴミ110牡3戸崎…2戦2勝のロードカナロア産駒、母父はBated Breath。重馬場の新馬戦で、府中マイルを完勝した。2戦目は、やや重の阪神マイル重賞、チャーチルタウンズCを好位から突き抜けて、快勝した。良馬場のスピード勝負に多少の不安はあるが、府中マイルを得意とする鞍上戸崎騎手にも期待して、押さえることにする。


△⑰ロデオドライブ109牡3Dレーン…3戦2勝2着1回のサートゥルナーリア産駒、母父はスニッツェル。ここまで、マイルを3戦して、全て連帯している。前々走の中山マイル1勝クラスでは、1.32.1の好時計で快勝した。前走の中山マイル重賞NZTでは、クビ差届かず2着であったが、府中に変われば届くと考えて、押さえることにする。