先週のヴィクトリアマイルは、1番人気アスコリピチェーノが、最後方からごぼう抜きにて勝利し堅い決着であった。今週は、3歳牝馬の女王決定戦オークス、桜花賞馬エンブロイダリーの2冠達成に期待がかかる。生憎の雨で稍重馬場になりそうであるが、果たして2冠達成なるか。また、相手は桜花賞組か、別路線組か、熱い戦いに期待しましょう。



◎⑨エンブロイダリー114牝3Cルメール…6戦4勝2着1回のアドマイヤマーズ産駒、母父はクロフネ。父はマイルの実績馬であり、血統的には中距離までの適性が高そうである。しかしながら桜花賞馬であり、近親にオークス馬ブエナビスタがいる血統背景でオークスはこなすはずである。鞍上はモレイラ騎手からルメール騎手に乗り替わるが、元々のお手馬であり、全く問題はない。重馬場経験はなく、走ってみなければ分からないが、桜花賞の競馬から、力は抜けていると考えて、人気でも本命に推す。


○⑤リンクスティップ108牝3Mデムーロ…4戦1勝2着2回3着1回のキタサンブラック産駒、母父はKitten's Joy。父キタサンブラックは重馬場も得意であった。稍重のきさらぎ賞2着、桜花賞3着。元々新馬戦から2000mを連続して使われていたとおり、オークス向きのスタミナ馬である。桜花賞では出遅れて、道中は最後方、まくり気味に差してきて3着に食い込んだとおり、力はある。デムーロ騎手の久々のG1勝利にも期待して、対抗に推す。


▲⑮カムニャック106牝3Aシュタルケ…4戦2勝2着0回のブラックタイド産駒、母父はサクラバクシンオー。母父と父がキタサンブラックと同一配合であり、3代母はオークス馬ダンスパートナー。2000mのフローラSをレコード勝ちしたとおり、スピードにたけており良馬場なら対抗とも考えていた。血統的には重馬場もこなすと思うが、重馬場経験はない。新馬戦から2000mを使われており、長距離馬に強い友道厩舎の期待馬でもある。少し人気は落ちているが、単穴に推す。


☆⑩タイセイプランセス103牝3石橋…4戦1勝2着0回3着1回のリアルスティール産駒、母父はAustralia。フローラSにて最低人気ながら、最後方から上がり最速で3着に好走した。先行して未勝利を勝った馬ではあるが、差す競馬が合うのかもしれない。馬場が悪いとあまり後方から差すことは難しいと思うが、中段に着けられればチャンスはあると考える。抽選を突破して出走が可能となったラッキーな馬でもあり、特注に推す。


△①アルマヴェローチェ113牝3岩田望…4戦2勝2着2回のハービンジャー産駒、母父はダイワメジャー。父ハービンジャーは昨年のオークス馬チェルヴィニアと同じであるが、母父ダイワメジャーはマイル適性が高い。洋芝の重馬場、1800mの札幌2歳Sで2着になってはいるが、そのレースの勝ち馬マジックサンズはNHKマイルで2着した。マイルの良馬場の阪神JFを勝ったとおり、マイラーかもしれない。490キロ超えの大型馬であり、長距離のオークスでは好走歴がなく割引が必要。府中コースの実績もなく、鬼門の1枠を引いたこともあり、評価を下げた。


△⑫ブラウンラチェット108牝3Dレーン…4戦2勝2着0回のキズナ産駒、母父はCongrats。兄フォーエバーヤング同様に中長距離血統であり、距離伸びての巻き返しに期待する。府中コースでの重賞勝ちもあり、阪神JFでは1番人気にも推された。京都コースと阪神コースでは実力を発揮できなかったが、府中コースならチャンスはあるはず。鞍上にも期待して押さえることにする。


△⑱エリカエクスプレス107牝3戸崎…3戦2勝2着0回のエピファネイア産駒、母父はGalileo。血統的には中長距離適性が高い。稍重の新馬戦を勝っており、桜花賞では1番人気に推された。桜花賞ではスタート良く飛び出して、内枠でもあり、逃げる展開になり、5着に惜敗した。先行して勝利したフェアリーSのようなレースができれば、チャンスはあるはずであり、押さえることにする。