エリザベス女王杯… 2023/11/12()京都競馬場


久しぶりの京都開催となるエリザベス女王杯。昨年は、3歳馬中心の予想をしたが、4歳馬ジェラルディーナが勝ち、ウインマリリン5歳とライラック3歳が2着同着となり、各世代から1頭づつという大荒れの結果。コースが変わっても、リピーターが活躍するレースだけに、連帯馬は今年も押さえざるを得ないと考える。今年も3歳馬が売れているが、果たして結果や如何に。熱戦に期待しましょう!



◎⑦ジェラルディーナ1155Rムーア…21622回のモーリス産駒、母父はディープインパクト、母は名牝ジェンティルドンナ。昨年の覇者であり、連覇の期待がかかる。今回唯一のG1馬でもあり、有馬記念3着、宝塚記念4着の実績からも、主役にふさわしいと考えられる。鞍上は、母にも騎乗経験のある、名手Rムーアであり、古馬の代表として、本命に推す。


⑪ライラック1084戸崎…12221回のオルフェーヴル産駒、母父はキングカメハメハ。昨年は牝馬3冠に挑戦した後、このレースで12番人気で2着となり、波乱を呼んだ。今年に入ってからは、善戦止まりであったが、前走の府中牝馬Sで、勝ち馬と差の無い3着と復活した。元々、リピーターが多いこのレースだけに、コースが変わっても昨年の2着馬に期待して、対抗に推す。


⑭マリアエレーナ1065三浦…22524回のクロフネ産駒、母父はディープインパクト。牡馬相手に善戦を続けており、G1大阪杯でも5着であった。牝馬限定のG1には初参戦となるが、実績的には通用しても不思議はない。前走オールカマー2200mでは、2着のタイトルホルダーと差の無い4着と好走した。クロフネ産駒だけに、2000mまでと考えていたが、前走だけ走ればここでも通用すると考えて、単穴に推す。


②ルージュエヴァイユ1084松山…10422回のジャスタウェイ産駒、母父はフランケル。デビュー2連勝の後、フローラS5着、オークス6着と素質を見せていた。ここにきて、エプソムC2着、前走の府中牝馬S2着と好走している。府中1800mの適性が高いだけかもしれないが、前走は中段から差してきて、ハナ差の2着。この距離でも好走可能と考えて、特注に推す。


①ブレイディヴェーグ1073Cルメール…4222回のロードカナロア産駒、母父はディープインパクト。連を外していない堅実派、しかも前走ローズSでは、上がり最速でレコード決着の2着と好走した。そこを勝ったマスクトディーヴァが秋華賞で2着になったため、この馬の評価も上がった。鞍上Cルメールの人気もあり、現在1番人気に推されている。素質は高いかもしれないが、近年上がり最速馬が勝っていないレースだけに、押さえに止める。


③ハーパー1103川田…6222回のハーツクライ産駒、友道厩舎。桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着と牝馬3冠でルメール騎乗にて好走してきた、3歳馬の代表。今回はルメール騎手から、川田騎手へ乗り替わりとなるが、クイーンCを勝ったときのコンビであり、不安はない。キツ目のローテーションにはなるが、秋華賞組の代表として、押さえる。


⑥ディヴィーナ1125Mデムーロ…17523回のモーリス産駒、母父はディープインパクト、母は名牝ヴィルシーナ、友道厩舎。出世が遅れていたが、今年に入ってヴィクトリアマイル4着、重賞連続2着のあと、府中牝馬Sで重賞初制覇と本格化した。母ヴィルシーナは同期にジェンティルドンナがいたため、3冠全て2着に負けた。ジェンティルドンナの娘ジェラルディーナに雪辱を果たすとすれば、それも競馬のロマンである。夢を追い過ぎかもしれないが、友道厩舎の2頭出しにも期待して押さえることにする。