移住もあり? 長寿日本一の村の至れり尽くせり長野市 一歩堂鍼灸整骨院
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<地粉100%のソバもうまい>
いずれ“奇跡の村”と呼ばれるかもしれない。全国の自治体で「男性長寿日本一」になった長野県松川村だ。厚労省が発表した「2010年市区町村別生命表」によると、松川村の平均寿命は82.2歳(全国平均は79.6歳)。その5年前までは50位台だったが、「健康長寿1位」をスローガンに掲げたら、いきなり1位になった。
「特別なことをしているわけではありません。40歳以上の村民はメタボ検診の受診を徹底してもらい、保健師と栄養士が結果を検証したうえで栄養指導を行います。もうひとつは介護予防事業です。筋トレなど運動指導などを行い、要介護状態になるのを未然に防ぐ取り組みです」(松川村福祉課)
長寿日本一は“暮らしやすさ”が大きく影響しているようだ。松川村は北アルプスの麓である安曇野に位置し、美しい田園風景が広がる。約1万人の村民の7割以上が65歳以下で、東京や大阪から若い世代の移住が年々増加しているという。
「村では長寿と同時に子育て支援にも力を入れています。平日夜間の小児科急病センターを支援したり、中学卒業までは医療費は無料、父子家庭の児童扶養手当などの制度を設けています」(福祉課)
村内には温泉施設があり、医療施設も充実している。信州大医学部付属病院までは車で40分だ。コンビニや24時間営業のスーパーもある。東京までのアクセスは電車で約3時間。旬の食材をふんだんに使ったスペイン料理店や、地粉100%使用のコシのあるソバ、天井が高く明るいウッディー調のジャズ喫茶もある。松川村は長野県でも豪雪に見舞われる心配はほとんどない。2LDK一戸建ての賃貸の相場が6万円前後というから、気軽に「田舎暮らし」を楽しめそうだ。
「松川村は若い住民が増えていて新陳代謝が進んでいます。山口県周南市の集落殺人のようなおどろおどろしい事件やトラブルはほとんどありません」(福祉課)
若い人が増えれば、自治体の財政も安定する。それが福祉政策の充実につながる。老後の移住を考えてもいい。
(日刊ゲンダイ掲載)
