ハムスターの恋   その5 | ふりちんの寅のブログ

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ハムスターの恋   その5

「ねえ、健。ジャンはね、こうやっておなかの中に入れてあげるとよく寝るんだよ」

Tシャツの中にハムスターを抱きこんだ。

確かに温かいところが好きなのかも知れないが、暑いと文句を言っていた舌の乾かぬうちである。

やっぱ、頭悪いなあ、この子。

「きゃ!駄目、駄目そっち行っちゃ」

え、どうした?どうした?

「ねえ、健、取って。ジャンが変なとこ、登ってきちゃう」

「なんだよ、どうしたらいいんだよ?」

「こっちに来ちゃった。ここ。首の所、こっから取って、早く。ィヤーン、くすぐったいから」

Tシャツのえり首を両手で広げる。

「しょうがねえなあ。どこだよ、ここか?」

首から胸に手を入れてハムスターをすかもうとするが、柔らかい毛がつるつるして、上手く攫めない。

「あっ!」と一声叫んで俺から飛びさがった。

「今、おっぱい触った!」

「触ってねえよ」

「触った!電気走ったモン。えっち」

「バカ。お前が・・・」

「ユリ」

「ユリが胸から手を入れろって言うから」

「おっぱい触っていいって言ってないモン」

「だから触ってねえって」

「ユリ、帰る」

騒々しい奴だ。

一人で騒いで一人で興奮しやがって。

「帰れ、帰れ」

ユリはかばんを掴むと玄関のノブを押した。

本当に帰るのか。ちょっと寂しい気がする。

するとユリは振り返り「今日お母さんは居ないの?晩御飯どうするの?何食べるの?」

「さっきコンビニで買ったおにぎりでも食うよ」

「ユリ、おうちで晩御飯食べたら、ご飯作りに来てあげる」

「いいよ、そんなの」

「大丈夫。任せといて。ユリ料理出来るんだよ」

そう言うと階段をけたたましく音を立てて、駆け下りて行った。

なんだよ、まったく一人善がりなけたたましい女だな。

と思いつつ思わず笑ってしまった。

「なあ、ジャン、うるさい奴だな、あいつ。あ、ユリか」

ユリの言った彼氏という響きに思わずニヤ付く。

ということはあいつはオレの彼女。もとい、ユリは彼女・・・

彼女いない歴16年で人生ツキが来たか。

本当に飯作りに来るのかな?

気まぐれだからな、それに母親が外出を許すわけないか。