沖縄の女は働き者。
今回お世話になった透析病院の
看護婦さんが言っていた言葉。
ちょっと手前味噌?
朝(6時ころ)早くに起きて
45分かけて歩いて通った。
確かに奥さん連中は早起きして涼しいうちに
自分の家の前の掃き掃除をしている。
病院のない日は国際通りのマックに通った。
これからパートに行くおばさん連中と顔を合わせる。
彼女らは同じ顔ぶれで
同じ席に座り、朝マックを食って
同僚の噂や悪口を言い合って
時間になるとパートに出かけていく。
病院の帰りにはまだ暑い盛りだというお昼過ぎに
日傘を差して仕事に行くおばさん。
「今日は仕事で帰りが遅くなるけど
戸締りちゃんとしてね」
夏休みの子供に声をかけて出かけていく姿。
夕方、近所のスーパーに安弁当を買いに行く。
すると夜のパートに行く
お姉さん方を見かける。
無論男も額に汗して働いているだろう。
特に今沖縄は開発がどんどん進んでいる。
俺の知る沖縄は30年前がはじめてだったが
それに比すると
モノレールがビルの間を走り、まだ伸びる計画だという。
高速道路は島の端まで繋がった。
海沿いはリゾートホテルが立ち並び
ブロック造りだった市庁舎も新しく作りなおし
ビルもどんどん建設中だ。
工事現場で暑い中ヘルメットをかぶって
顎から汗を滴らせ働いている男たちの姿もよく見た。
でも男たちは夕方になると
飲み屋に集まってくる。
まるで誘蛾灯に集まる蛾のように。
飲むために働く?
いえ、悪いことではアリマセン。
俺が通った定食屋も夕方から
仲間が集う飲み屋に変る。
そこの厨房でビール片手に働く無口な爺さん。
その息子か?嫁の婿か?・・・
ジョッキを片手に各テーブルを廻りながら雑談をする若主人。
ジョッキが空になると店の生ビールを継ぎ足し、
公私混同もはなはだしい。
東京ではなしでしょ、そんなの。
その傍らで忙しく働くおばさん。
お母さんなのか?
お姉さんなのか?
パートさんなのか?
女は働いている。
男は酒を飲んでいる。
コレが俺の見た一場面の印象。