先日高校野球を見ていきなり大声を出す
迷惑な患者の事を書いた。
今日は「言い訳親父」の話題。
この親父、食堂癌なのだそうだ。
毎回透析のたびに
先生が「体重の増加が凄いですね。食事がおおいのですか?」
といつもの会話が始まる。
「いえ、先生、モノが食べれないので素麺を一把。
2時間もかけて食うんです。」
「素麺一把でそんなに増えないでしょう」
「栄養が足りなくなるので他におかずを少し・・」
「ま、栄養も大切ですけど7kgも増えてこられると
引きようがないですよ」
「ソーメンも喉を通らないので水を飲んで流し込むんです」
「固形物のご飯が喉を通らないからソーメンを食べるなら解りますが」
「食欲がないもんで・・何を食べればいいのかなあ・・」
「食欲があるからソーメンを食べたりおかずを食べたりするんですよ」
「でも栄養が・・」
「おそらく栄養は充分に取れてますよ。それよりも体重の増えをなんとか・・」
と毎回同じ話をきかされるのだ。
そしてこの親父が勘違いしてるのは
体重が増えると裸で体重計に乗って
増えてないと言い張るのだ。
「パジャマを着てドライウエイトを設定してますから
いつも同じ状態で体重を量ってくださいね」と看護婦。
「いや、パジャマが結構重たいんだね、今度シルクのパジャマにするかね」
わからずやが多くて先生も看護婦も大変だ。
皆さんの病院にもこんな患者いませんか?