愚にもつかない夢を見た。
もともと夢なのだから愚にもつかないもので
あることが多いのだけれども。
思わず笑ってしまう夢。
鼻毛が伸びている。
いきなり5センチも出ている。
鼻がもぞもぞするので触ってみるとなにやら毛が。
つまんで抜いてみると5センチもの鼻毛であった。
5センチも出てるから掴みやすく、簡単に引っこ抜けた。
それは毛(人毛)ではなく、まるで棕櫚箒の毛のようであった。
指に摘んだその毛を見て、
笑いが止まらず目が覚めた。
恐怖の夢。
汗をかいておきてしまうほど怖かった。
5mから10mほど離れた場所に女が座っている。
場所は小さな野球場の簡易スタンド席。
なぜか俺は金属(トタン板)の看板の陰に隠れて彼女を見ていた。
すでにその時から恐怖を感じていて、
隠れなければならない状態であったのだと思う。
彼女は俺を見ていない。
しかし、意識している。
あえて見ていない振りをしているに違いない。
相当な恨みを持たれている。
彼女の恨みは看板を掻き毟ることで
俺を掴み殺そうとしているのである。
金属の看板がべこべこと音を立ててへこむ。
へこむというかこちら側に指の形が出てるほど
強大な力である。
次の瞬間看板は破れ、その手が俺の胃袋をつかみ出す。
目が覚めて全身びっしょり冷や汗をかいていた。
人間ではない、魔界の生き物?
顔はかわいいのだが。
そう、あれは上戸あやだった。
交際して喧嘩したとか、別れたとかでもないのに。
あれはなんだったのだろう?