東京でひとり暮らしを始めた女性。
いつ頃からか同じ夢を見るようになった。
それは12時にアパートのチャイムが鳴り、ドアのスコープを
覘くと荷物を持った宅配人が荷物を持ってたっているという。
恐いと思いつつも夢なのでドアを開けてしまう。
恐いと思いつつも夢の中の意思は反してドアを開けてしまうのだ。
男の手には荷物は無く、ぎらぎら光るナイフを持って部屋に押し入ってくるという夢。
最初はあ~恐い夢を見た・・・と思うくらいだった。
しかし、何度も同じ夢を見ると気になってくる。
どうしてあんな夢を見るのか?
だんだん思い悩むようになり、普段の生活にも元気がない。
アルバイトの仲間が心配してくれるので、思い切ってその話しをしてみた。
おんな友達は心配して同じアルバイト仲間の男性に声をかけて
「今日はみんなで飲もうよ。男の子に泊まってもらえばいいじゃん。
あたしも一緒に泊まる。今日はオールしようよ」
バイト帰りにコンビニでお酒やつまみを買って
そののち男友達もバイトが明けて合流した。
最初は楽しく飲んで騒いでいたが、つまみもなくなり
バイトで疲れたのか男性たちは酔って横になってしまった。
そこでピザの宅配を頼んだ。
ピザが届いたらもう一度飲み直そう、その時に男性たちを起こせばいいや。
部屋のチャイムが鳴る。
「はーい。」
「お待たせしました。ピザをお持ちしました」
ドアスコープを覘くとピザ屋が箱を持って立っている。
「側にいてね」友達に頼んで一緒にドアを開けた。
「お待たせしました。2400円になります」
「はい、ありがとう」
「ちょっとドキドキしちゃった」
「さ、もう一度飲みなおそうよ」
その時またチャイムが鳴った。
スコープで確認すると今のピザ屋が立っている。
お釣りをもらい忘れたのに気が付いてドアを開けた。
ピザ屋の手にはナイフが光っていた。
「友達が来てるなんて・・・。夢と違うじゃないか!」