子供の頃の実話 | ふりちんの寅のブログ

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夏休み前に子供会の集まりがあった。


消防署の2階の集会所に子ども会の子供と父兄が集まった。


おそらく夏休みのラジオ体操とか早朝の掃除参加とか


の議題だったかと思う。


まだ1年生になったばかりの俺は姉と兄と参加した。


中が真っ白なお絵かき帳とお菓子をもらった記憶がある。


話し合いではなく、すでに大人たちが決めたことの決定のお知らせ


みたいなもので子供で意見を言うものは皆無だったと思う。


小さな子供たちは1時間も我慢出来ずに、


休憩の後は表に出て遊んだ。


夕方7時頃か、夏の日は長く、消防署の脇に階段があり、


そこで階段鬼をやって遊んだ。


普段なら夕ご飯の時間でそんなに遅く遊べることが楽しくて


しょうがなかった思いがある。


5・6年生はラジオ体操や清掃の係りのことで


中に残って大人たちが決めていく当番のことを聞いていて、


遊びには参加していなかったようにおもう。


消防署脇の長い階段とその階段の踊り場から集会所に向う


短い階段が4段ほど。


誰が言い出したか、「あ、この階段四谷階段だ」


確かに4段の短い階段だった。


急に周りが暗くなった気がして、子供たちは恐怖を声にした。


その恐怖が思い起こさせたのか「こっちの長い石段は13段あるぜ」


また、さかしらな子供が「お・い・わ・さ・ん・の・よ・つ・や・か・い・だ・ん」といい、


「わ~こわーい」と子供たちは騒いだ。


平気を装っていた子供たちの心の中にもとてつもない恐怖が芽生えた。


四谷怪談の詳しい内容は知らなかったが、なんとなく


髪の毛の長い頭が割れて血だらけのお化けとは理解していたのだろう。


僕は恐さのあまり集会所に逃げ込んで、兄の背中に張り付いた。


すると大人が「もうすぐ終わるから外でみんなとあそんでて」と言われ


また、いやいや外に出た。


中に入らなかった子供たちはまるで肝試しをするがごとく、


13段の階段を「お・い・わ・さ・ん・の・よ・つ・や・か・い・だ・」


と恐怖と戦いながらたどっていた。


コレも誰が言い出したか分からなかったが、「ん」まで言うとお化けが出ると言い出した。


子ども会の子供たちは入ったばかりの僕は名前もよく知らなかった。


ある名も知らぬ女の子が「お・い・わ・さ・ん・の・よ・つ・や・か・い・だ」とやったときに


悪がきが今、「ん」って言った。


と囃子立てた。


その声と同時にいたずら心だったのだうが、


「うわ、お化けがいるー」と暗い闇を指さしたのだ。


あわてた女の子はあわてて足を踏み外した。


彼女の頭は石段の角でぱっくり割れ血を吹き出した。


表の騒ぎに気が付いた大人たちはあわてて表に飛び出し、


女の子を病院に連れて行ったように思う。




その後その子は転校して行き、顔の傷は治らず、お岩さんのように


なったと高学年の兄が話したことを覚えている。


すぐに忘れてしまったが、高校生になっても


四谷怪談の噺を聞くと思い出した。


大人になってすっかり忘れていたが、どうしたものか今日ふと思い出した。