ちちの日である。
俺の親父はずいぶん前に死んだ。
今日は俺が感謝され、プレゼントを
もらえる嬉しい日である。
が、はたして家族は何かしてくれるだろうか。
新聞なんかのアンケートでも母の日より父の日のほうが予算が低い。
ちちの日忘れられても「あ、そう」で済まされるのである。
そして世の中の多くの親父は照れ屋である。
何が欲しい、かにが欲しい・・・なんて自分からは言い出せないのである。
確かに蟹は食べて見たいが。
大概は「お、今日は父の日だったか?いやあ、そんなことしてもらわなくて
良かったのに・・・散在かけて悪いな」などと嬉しさをテレの下に隠してしまうのである。
大体俺は病気のため、仕事をリタイヤしており、
親父としてはだめ親父なのだ。
マンガ同様、頭は薄く後退し、(目は離れてないが)家族は尊敬など
おそらく、してないのさ。
ふだんからそれを自覚しているからこそ、今日は密かに妻や子供たちが
密かにイベントを企画してくれていることを心密かに期待するのである。