寄ったのね。
そしたら入り口にイスを置いておバーちゃんがひとり座ってたと思ってください。
そのバーちゃんが俺に向かって腰を軽く上げてニコニコとお辞儀するわけさ。
「???」誰?このバーちゃん?
俺は首をかしげながら「先におトイレお借りしたいんですが・・」とカウンターに断りおトイレに。
席に戻ってアイスコーヒーを頼んで座ってみると、さっきのバーちゃんがよく見える場所だったのさ。
アイスコーヒーをストローでチューチューすすりながら頭はあのバーちゃんが何者か
必死に考えるわけさ。
この店のオーナーの母親で店に出て家にひとりで置いとけないので
店の入り口に座らせておく。バーちゃんはお客さんだから・・・と来る人にお辞儀をしてる。
あれ、他の客にはお辞儀しない・・・、俺、だけ?
そうするうちに、自動ドアが開いて「さ、いきましょか?」とバーちゃんを立たせる男がひとり。
表には○○ディサービスの文字の入った車が止まっている。
お店の女性も一緒になってバーちゃんを車に乗せた。
と、その男の顔が見える。
あ、俺に似てる・・・
そっか!ばーちゃんはディサービスの運転手と俺を間違えてお辞儀をし、ニコニコしたわけか。
背格好は同じくらい。丸顔。頭薄め。・・・でもそんなには似てないよなあ。
ちょっと、ちょっとだけ不愉快な一日のスタートとなった。