今一番はまっている物というネタに京極夏彦の作品に
はまってると書いた。
でも実をいうと京極ワールド初心者なんです。
はっきり言います。読み終わったのは2冊しかない。
嗤う伊江門と女郎蜘蛛の理の2冊です。ゴメンネ。字が違うが彼の使う字は難しくて・・・
これから読むべしと図書館から借りてきた3冊が戸棚に積んであるが。
小説家に憧れを持つ私は、彼の小説化のテクニックにまいっているのだ。
彼の文体には独特の当て字が出てくる。
黄昏をゆうやみと読ませてみたり・・・独白をひとりごとと読ませたり(実際は出てこないが)
漢字に振り仮名を振ってあって、それをそう読ませることで彼の描きたい心情とか
情景が理解できるんですね。
そして縦糸と横糸の絡み方が凄い!
驚くべきほどの登場人物の生い立ちを人生を絡めていく上手さ。
幾重にも糸が絡んだ刺繍をみるような構成。
そして口語の巧みさ。
今まで時代物が好きで時代小説を読み漁ってきた読書好きを自負してきましたが
過去の大作家も今の私にとってはただの物書きにしか感じられ無いほど
京極夏彦に打ちのめされています。
どうか図書館で借りて読んでみてください。
彼の本は分厚い。分厚すぎる。
文庫本もレンガかと思わせる厚みがあって持ち辛い、読み辛い。
なんで上・中・下に分けてくれぬのか・・と言いたいほどの厚みがあるのですが
おそらくそれも彼独特の思いがあっての事なのでしょう。
でも、ほんと面白いから読んでみて。
あまり本を人に薦めないふりちんの寅のオススメコーナーでした。
また既に京極ワールドに嵌まっている方がおられましたら推薦本を紹介してください。