妄想感動エロ物語最終節 | ふりちんの寅のブログ

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それから約一月何事も無く過ぎた。

夜は由美を抱いてセックスし、昼間は勤めに集中。

あきらと由美は充実した毎日を送っていた。

しかしそれはいきなりやって来た。

あきらは部屋でくつろぎ、由美は鼻歌を歌いながら洗濯物を干しているときだった。

どん、どん、どん。激しくドアをたたく音。

「ハイちょと待って」

「ココに山川由美さんいるよね」

それは警察だった。怖い顔で睨みながら一気に言う。

「家族から家出捜索願いが出てる。君も一緒に来てもらおう。余計なことを言うと罪が重くなることがあるから署に行って落ち着いて答えるんだね」

俺は部屋の隅で洗濯篭を抱えびっくりしてる由美を振り返った。

「ゴメン、あきちゃん。昨日昼間おかあちゃん安心させよ、思うて電話したん・・ココに居るから心配せんといてって。うち、これから警察の人にちゃんと説明するから心配せんといて」

俺は一瞬でことの重大さを理解した。警察官に腕を抱えられ二人は違う車に乗せられ蒲田署に連れて行かれた。

頭はめまぐるしく回転し、由美に言った18歳って由美が言ったという歳を覚えているか、由美がそう言ってくれるか考え続けた。

薄暗い小部屋で色んなことを質問され調書を取られた。

ゲームセンターで知り合い、家出してきた事は聞いていたが、年齢は18と彼女が言った歳を信じていたと・・今年中に親の了解をとって結婚するつもりであると付け加えた。

警察官の話では由美は中学3年で家出して2ヶ月近く経つ、昨日の電話で居場所が判明し

和歌山署からの連絡で蒲田署が動いたらしい。

「由美に合わせてもらえませんか」

「駄目だ」

「山川由美は調書を取ったら警察署が身柄を預かりその後和歌山に戻される」という。

「そんな、話も出来ないんですか、俺たちは結婚を・・・」

「15の少女とかね?まだ法律を犯すつもりなのか?・・淫行なんだぞ、君のやったことは」

「でも・・・それは・・あの子が18だって・・」

「それは今調書を取ってる。しかし警察は事実しか見ない、15は15なんだよ」

・・・弁護士・・・いや由美を信じて・・・しばらく待とう・・

結局夜も遅くなって返された。由美の証言も自分が18歳と何度も言ったと主張した。あの人は暴走族に襲われた自分を助けてかくまってくれた人だから好きになって同棲したと答えたらしく、逃げたり隠れたりしないことをサインさせられて俺は帰宅を許された。

大家の証言もいいほうに役立った。

由美が自由に出入りしていて軟禁ではなかったとの判断で早めに帰れたようだ。

誰もいない部屋は蝋燭の明かりになったみたいに暗く沈んでいる。

由美のいない寒々とした部屋で今後のことを整理して考えた。

由美の実家の電話番号も住所も聞いてない。

まさかこんなことで田舎に帰されると考えて見なかったから。

あの子が連絡をくれようにも俺は電話も引いていない、ここの住所の控えて持っているか・・・部屋中を探し由美の少ない持ち物を調べた。

デイパックの中には小さな手帳があり、めくると昨日のページにここの住所が書いてある。

これを見ながら電話したのか・・子供みたいな字・・由美は田舎に帰る前に荷物を取りに一度は来なければならないはず・・・このバッグを由美に渡せばまだ手紙を書くという方法が残る・・

しかし、荷物を取りに来たのは代理の警察官で由美の声を聞くことすら出来なかった。

「君は彼女の証言と内容が一致したの今回の件は留保する。幸い向うの親御さんも訴えないそうだ」

訴える?違う、むしろ礼を言いに来なければならないはず・・・疲れた、良識の無い母親の姿を想像した、小さなスナックで客を相手に安酒を売り、時には自分の体まで商品にする女・・子供の教育とか気持ちすら考えない女・・いや子供を育てるのに必死だったのかも知れない・・しかし由美が性にだらしなく育ったのも母親のもたらした環境の所為だったに違いない。

後は由美が落ち着いて連絡をくれるのを待つしかないか。

手帳のことを思い出してくれ・・・・神に祈った。

警察は仕事先にも俺がどういう人間か聞き込みに行ったらしく事件に絡んだことになっている。

警察は詳しい事情を話さなかったらしいが、却って会社ではよくない噂が立った。

首になるかも知れないが、ここのアパートを引越ししたら由美との連絡が取れなくなる。

同僚の白い目に耐え仕事を続けた。

由美は和歌山に戻され荷物もチェックされ、住所を記した紙も親の了解で切り取って返されていた。

由美はページを切り取られた手帳を見て泣いた。

もう一度東京に行くと言ったが聞き入れられず、母親は卒業後自分の店を手伝えと言って聞かなかった。

由美は再びの上京を懇願し、根負けし母親は地元の商業高校に入学・卒業を条件に上京することを認めた。

由美は「後三年の辛抱や」と念仏の様に言い続け卒業を待った。

あきらも職場を隣町の小さな自動車修理工場に変えた。

アパートは移らず待ち続けたが、2年目に駅の周辺の土地開発が進んで大家がアパートを手放すので引越し先を探して立ち退きを求めると回覧板が回ってきた。

恋人も作らず彼女からの連絡を待ち続けたが結局連絡は取れず、頼みの綱であったアパートも引越しせざるを得ない。同じ街で引越しを考えたが、あきらの出せるような安い家賃のボロアパートはほとんど開発の対象となっていた。

会社の寮が空いているので移れと勧められやむなく入居し、最初は頻繁にゲーセンや漫画喫茶を探したが、そのうちその町に立ち寄る機会も少なくなり今に至っている。

由美は高校卒業後、東京の会社に就職し上京したが、勤め先は新宿だった。

休みの日にはあの街にも何度も足を運んだが彼の生活の後は何も残されてなく、警察に足を運んで調べてもらったが何も分からないとのつめたい返事。

無為なOL生活も長続きせず、もしかしたらあきらがお客さんで来てくれるかも知れないと五反田の風俗産業に身を落として再開を願った。

大田区のアパートに一人生活の場を移し、毎日客を取りながらあきらとの再会の日を待ち続けている。

あきらの寮の部屋には思い出の一本のピンクの歯ブラシだけが残されている。

                           完