市原です。
前日の疲れもあり、この日の朝はゆっくりと準備をして11:00ぐらいから動き出しました。
まず、オールドマーケットへ行きました。
独特の匂いがある市場を歩き回ったり、みんなそれぞれお土産を選んで購入したり…。
途中で、日本食材も多いスーパー、Angkor Marketへ行ったり、シェムリアップ1番の大型デパートでドリアン味のアイスを食べたりと、シェムリアップ最後のshoppingを思う存分楽しみました。
そして気分は一転して、
15:00ぐらいからソクスクールを立ち上げた
ソクさんと政府が建設した学校がある村へと訪れました。
この村には、服も靴もまとってない、言葉も喋れない、歯磨きの磨き方も知らない子供たちがたくさんいました。
そこに、政府の学校が設立したのです。
しかし、この政府の学校は、主にクメール語、カンボジアの歴史、文化などしか学ぶことが出来ません。英語も無ければ、日本語の授業も無いということにソクさんは不満の声をもらしていました。
そして、ソクさんは将来、この政府の学校の目の前に英語の授業も日本語の授業もある新たな学校を建設することを目標にしていました。
しかし、支援の方はというと毎年毎年減り、今はほぼ支援がない状態です。
今のソクスクール、ソク孤児院で無料で提供している食事だけでも１ヶ月 400ドル(日本円で約４万円)が必要です。そこに新たな学校を建てるとなると…圧倒的に費用が足りていません。
ソクさん自身も学校運営の他に観光ガイドの仕事をしたり、観光を通して自分のスクールへと招いたりと現状を知ってもらうということをしているそうです。
今ここいる子供たちが大きく成長しながら、英語・日本語、コンピューターなどを勉強すれば、レストランやホテル、ゲストハウスで働くことが可能になり収入を得ることができます。
『教育は人生を変えることになる』
ソクさんのこの言葉の重みがよく分かりました。
私達もずっと当たり前のように小学校から学校へと通い、今では親から大金を出してもらってまで大学へと通わせてもらっています。このことをしっかり分かった上で勉強し意味のある大学生活にしていきたいと思いました。
また、私達の学校建設の支援の方ももっとスピードアップしていかなければならないと改めて肌で感じることができ、よかったです。
帰ってきたのは18:00ごろ。
ほぼ毎晩通っていたご飯屋さんで
カンボジア最後の晩餐！
とっても美味しかったです！
ずっとトゥクトゥクで観光地を走り回ってくれたり、一緒にご飯を食べたりお世話になったBoranに感謝しながら夜行バスへと乗り、
プノンペンへと向かいました。
