正直、これまであまり気にしていませんでした。
しかし、いろいろ話を聞くにつれ、これは大変なことになるかもと今更ながら危機感を抱いています。
まず、岡崎市における部活動の地域移行については
部活動地域移行の関係資料（岡崎市HP）
にて、その概要を確認することができます。
まず、地域を８ブロックに分けての移行というのが制度の根幹となります。その中で学習塾の塾長として気になるのが次のポイントです。
①参加する子どもは、学校終業後一度帰宅し、各活動場所（学校及び公共施設）へ移動する。その際の移動方法は徒歩や自転車、公共交通機関、保護者の送迎となる。
②活動は、最大で１週間のうち平日は２日、２時間までとする。休日は、土日のどちらかで３時間までとする。
③（令和１１年度以降の話として）運営主体を学校から地域へ移行することを考え、活動時間を夜型にしていきたい。
①のように学業後一度帰宅してから、活動場所への移動となると、たとえ８ブロックの部活であっても、部活開始時間は現行より遅くなります。
学校が終わるのが１６時前ですから、なんやかんやで１７時に全員が揃うのは難しいのではないでしょうか。
さらに、夜型で２時間となれば６～８時、ひょっとすると７時から９時という活動時間もあるのかもしれません。
仮に８時終了でも、そこから塾に通うのは大変厳しく、部活の日に習い事を入れるのはなかなか難しいと思われます。恐らく、習い事は部活がある曜日以外で組むというのが基本線だと思います。
しかし、そうなると当塾のような学年ごとに授業曜日を固定している仕組みでは、そのニーズを汲み取れない可能性が高くなります。
なぜなら、平日2日の練習をどの曜日に実施するかは学年に関係なく部活ごとで異なるはずだからです。授業を設定した曜日のいずれかで部活があるというケースが多いと思います。
私としても非常に悩ましいのですが、現実、この夏から地域移行に舵を切る部活が増えていきます。実際にどのような運用、状況になるのか注視しながら、当塾の方針を固めていきたいと思います。
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