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靴の一歩堂店主のブログ

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今回の総選挙とともに行われる最高裁判事の信任投票の公報を見て驚きました。

一歩堂が開業してからお世話になりっぱなしの方が最高裁判事になられている!

 

素晴らしい。

 

最高裁判事の沖野さんには、

創業当初から様々なアドバイスをいただきました。

一番大きなアドバイスは

「お金をかけなくても、

最新の科学技術を駆使しなくても、

複雑な手間をかけなくても、

発想の転換で世の中を大きく変えることができるのです。

だから小さなお店で資金がなくても、

きっと上手くいきますよ♪」と言われたことです。

 

これは沖野さんがアメリカ留学時代に恩師から言われたことなのだそうで、

「有史以来数千年も経っているのに、

そんなことがあるのですか?」って聞いたら

「昔は銀行の窓口が三つあったら列が三つあった。

でも行列を一つにしたら効率的になって並ぶ人のストレスが劇的に緩和された。

たったこれだけで銀行へのクレームが激減した。

列に並ぶのは紀元前からあって、

今まで何億人と言う人が並んでいたのに誰もこれに気が付かなかった。

今からでも遅くはないのだよ」と言われたそうです。

 

それから専門分野の法律も芯が通っていて

「法律で一番大切なのは一条一項です。

何故ならそこに法ができた目的が書いてあることが多いからです。

その後の条文は目的を達成するためのもので、

その枝葉をテクニックで都合の良いように解釈するのではなく、

本来の目的に立ち返るべきである」が持論でした。

 

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これ、一歩堂の事業を行うための基礎にもなっています。

「快適でオシャレな靴を通じてお客様の行動半径を広げる」という目標の為、

仕入れの際も、どんなに人気の商品でも基準に合わないものは仕入れない。

お客様が快適に歩くために想像を超えた靴を提案できるようにする。

と、沖野さんの教えを守るようにしています。

 

さらに沖野さんは法律以外のことにも精通していて、

「お店経営の為に、どんな本を読めばいいですか?」と聞いたら

「戦争の歴史の本を読んでください。

国家の存亡がかかった戦争の歴史は、きっと経営にも通じるはずです」とのこと。

「具体的にはどの本がおすすめですか?」と聞いたら、

帰ってきた答えは意外にも

「銀河英雄伝説です!」

 

「エーッ、それって戦争の歴史じゃなくってSF小説じゃないですか!」

「そうですよ。でも、遠い未来の戦争を、さらにその先の未来の歴史家が書いているという小説なんです!」

で、これがめちゃくちゃ参考になりました。

前出の「発想の転換」も「目的を忘れない」も、

全てこの小説に出てくるんです!

 

この真面目な話でSF小説をお勧めするなんて、

何と粋な人なのでしょう。

 

あっ、もちろん「なじめな本」も提案されました。

ローマ人の物語もお勧めで、

全巻読破して、これについて熱く語り合ったものです。

 

これがあるおかげで、

今の一歩堂があるのだと思います。

心から感謝しています。