それぞれの業界には「セオリー」があります。
これが何年も守られていると、
そこから抜け出すのはなかなか難しいと感じています。
例えば商店街活動と言うと、
年に数回実施するイベントがあります。
多くは自治体から支給される補助金を使い、人がたくさん集まるような企画を行います。
*ステージを組んで催し物を行う
*露店を出して焼きそばやソーセージや唐揚げを販売する
*ビールなどを安い価格で提供する
*イベントに合わせてお店がセールを行う
こんな企画が一般的だと思います。
でも、これってどれだけ効果があるのかが疑問です。
当日の会場は賑わっても、
お店に来る人が少なかったりします。
セールをしているからお客様は来るかもしれないけど、
利益は出ないし、
翌日からは元通りになってしまう。
「今までもそうだったから」
「他の街もそうだから」
そんな理由でイベントを無理して開催するのではなく、
本来の目的である、
*お店の売り上げアップ
*お店の知名度アップ
*新規客の獲得
と言ったことが出来ないとイベントを開催する意味がないのです。
ならば「イベントに頼らずに別の企画を考える」必要があるのですけど、
「商店街の活動ってこんなものだ」と言う常識からなかなか抜け出すことが出来ません。
幸い一歩堂が所属している国立旭通り商店街では、
今までの常識を覆す様々な活動をしています。
しかもお金も手間もかけないで!
そしてそれが効果を上げています。
そのノウハウを、
今後は様々な方法で伝えてゆきたいって思っています。
全国の商店街では
「街が衰退してしまっている」
「イベントの効果がなくなってしまった」
と言う声が溢れています。
そんな街こそ、
国立旭通り商店街のやり方を真似して欲しいと思っています。
今後はそのための活動も積極的に行ってゆくつもりです。