わざわざ訪ねたくなる理由 | 靴の一歩堂店主のブログ

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遠くにあるけど、

どうしても訪ねてみたくなる場所ってありますよね。

 

私は中学生の時に「ミロのヴィーナスの後ろ姿が素晴らしい」と何かの本で読んでから、

「絶対に本物を見たい」と思って新婚旅行の行き先にルーブル美術館を選びました。

今のようにネットで何でも調べられる時代ではなかったので、

どの美術全集を見てもヴィーナスの後ろ姿の写真を見つけることができなかったので、

わざわざ行くことにしたのです。

 

他にも、

パリに行った際はミシュランの三つ星レストランで食事をしたかったし、

三銃士のダルタニャンが住んでいたアパルトマンも訪ねたかったし、

ヘミングウェイ縁のカフェ、ドゥ・マゴやシャンゼリゼのフーケでコーヒーを飲む体験がしたかった。

 

こんなふうに、

「そこに行かなくては体験できないもの」とか

「そこに行かなくては手に入らないもの」があれば、

人はわざわざ訪ねて行くのです。

 

・写真のサンダルは一歩堂オリジナルで、他店では手に入らないものです。

 

 

一歩堂はそんな「わざわざ訪ねて行きたくなる場所」になりたいと思っています。

ですので、

他では体験できない高いフィッティング技術、

快適なサービス、

心踊る品揃えを目指しています。

(なかなか思い通りには行きませんけど、、、)

 

街を元気にしようと、

自治体や商工会や商店街が色々な企画を実施していますが、

こうして各お店が「そこに行かなくては手に入らない物」を目指すことが、

街の発展に最も貢献するのでないかと私は思います。

 

そして、そんなお店がいっぱいあると知ってもらう活動が大切なのだと思います。