私は宝塚が好きだったのですが、
宝塚と言ったら「ベルサイユのばら」
主人公はご存じオスカルとアンドレ。
オスカルはヘブライ語で「神と剣」と言う意味で、
女の子なのに男の名前にしたというセリフが出てきます。
子供のころは「へえ、オスカルって男の名前なんだ」って漠然と思っていたんですけど、
大人になってヨーロッパ諸国の人の名前は共通だって知って、
オスカルとアンドレって名前を英語風にしてみたら、
オスカーとアンドリューになるってことが分かり
「もろに強そうな男の名前じゃないか!」って気が付きました。
表意文字である漢字を使うアジア諸国では、
表音文字のアルファベットとは違い名前のバリエーションはいっぱいあります。
でも、やはりアジア諸国共通の名前って多いですよね。
私の名前「一平」も
日本では「カズヒラ」って読む人もいますし、
韓国では「イルピョン」って言って、
中国では「イーピン」と言うし、
同じ中国でも広東地方では「ヤッペン」と言って、
それぞれ少なからず存在する男性の名前なのだとか。
要は親が子供に願う気持ちは世界共通ってことでしょうか。
蛇足
英語では一般的な「ジョン」と言う名前をヨーロッパ諸国の国別のいい方で調べると
同じイギリスでもスコットランドだとイアン、ウェールズならエヴァン、アイルランドならショーン(一部スコットランドも)になるようです。
その他は
*ドイツ語:ヨハン
*フランス語:ジャン
*イタリア語:ジョバンニ
*ロシア語:イワン
*スペイン語:ファン
*ポルトガル語:ジョアン
*デンマーク語:イェンス
*オランダ語、ポーランド語など:ヤン
etc
こうしてみると欧米の有名人なんかの出自が分かって来て楽しいですね!