個性の無い街 | 靴の一歩堂店主のブログ

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初めて一歩堂へお越しのお客様で道に迷ってしまう方がいらっしゃいますが、

昨日お越しのお客様は、

少し変わった道の間違い方をしました。
 
お客様からお電話があって
「今、〇〇と言うお店の前ですが、
おたくが見つかりません」
「ああ、〇〇なら表通りのお店ですね。
じゃあ駅まで戻って、
そこから斜め左に伸びる旭通りと言う通りを歩いてください」
とお伝えしました。
 
しばらくして「今、駅前交番の前にいる」と言う電話が入りましたので、
私が駅まで迎えに行くことに。
でも、交番前にそれらしい人はいません。
 
さすがにおかしいなと思ってお客様の携帯に電話をして気がつきました。
お客様は二つ隣の国分寺駅前で一歩堂を探していたのです。
 
実は以前にも同じことがあったのです。
お客様から
「今、〇〇の前にいるから、そこからどう行ったら良いのか?」と言う問い合わせが入って、
そこから誘導をするのですが、
全然たどり着かない、、、
やっぱり別の駅前で一歩堂を探していたのです。
 
違う街にも一歩堂がある国立市にも、
駅前には同じように全国チェーン店があるので、お互い間違いに気が付かないのです。
 
どうも日本中の駅前商店街が個性のない同じような街になってしまったようです。
これはこれで良い面もあります。
みんな同じように「安心・安全」のサービスを受けることができますからね。
 
ただ、そんな街ってつまらないじゃないですか。
 
それぞれも街には個性があります。
かつて国立は女性に優しいイメージの街でした。
「国立マダム」なんて言葉もあったくらいです。
今、国立市民に街のイメージを聞いたら、
これと言う明確な答えが返ってこないと思います。
 
こうなってしまったのは私たち街の個人企業・中小零細企業の責任が大きいと思います。
街の魅力を作るのは市役所の仕事じゃなくって、
お店の力も大きいのだと思います。
私達が頑張って「遠くからでもわざわざ来たくなるような個性的な魅力」を発信してゆきたいですね!
 
今日も「わざわざ行きたくなるようなお店」を目指して頑張ります!