昨日の芦ノ湖の濃霧と雨がすごい優しくて、
心地よくって、一日胸がいっぱいで、
にやにやしながら、過ごしました(笑)

仕事終わり、濃霧の中湖畔にいたら
いきなり立ってられないくらいの突風が
わたしを通り抜けていって、めっちゃ怖すぎて
ビビった自分が面白くて大爆笑しました(笑)
そのあと大雨に打たれながら帰り、、

ここ数日のもやもやが綺麗さっぱり!笑


ここ1週間でさよならの気配がたくさんあって、
気持ちの上で、実感として、体感として
あーもう会わないんだ。だから、わたしは
このルートでここに来たんだ。そうか。


という事が続いていました。


いつまでも一緒にはいられないし、
いつまでも終わらさないわけにはいかない。


出逢う必要があったら、
また道が重なる。



と。心では、身体ではわかっていても。
頭が追いつかない。



糸を断ち切るには勇気がいる。


でもわたしは踏み出してしまっていて、
歩き出してしまっていて、
もうそれは止められない。



さよならを受け止めるしかないな、と
過ごしてきた1週間でした。



今では良い思い出。だとか、
良い学びだった。だとか、
許すことが出来た。だとか、


綺麗な思い出にするんじゃなくて、
自分にとって、不都合な過去の事実を
"今"都合よく変えるんじゃなくて。



不都合な事実も、不都合な感情も、
不都合な過去も、

わたしは変えない。そして、直さない。






わたしはずっと今が過去を変えられると
思ってきました。

今、自分を生きれるようになったら、
辛かった過去を変えられると思ってました。


あの事があったから、
今自分を生きる事が出来てると。


それはある意味正解で、
ある意味正解じゃないと思ってます。


無理やり過去を綺麗なものにする必要はないし、
無理やり過去に意味付けしなくても良い。
感じた自分を書き変えなくていい。


あの時感じた想いや、事実。
そのことを都合よく綺麗なものにしなくていい。







わたしはこれから過去を、
目の前の大切なひとを
自分の勝手で都合よく書き換えない。


矛盾も、汚さも、情け無さも、闇も、光も。


わたしは変えない。そして、直さない。


わたしは自分に嘘のない人生を送りたい。
納得のいく人生を送りたい。
そう決めて、生きることを選んだ10年前。


ひとつの答えが出た気がします。


わたしは、わたし自身のことも、
わたしの大切なひとたちのことも、
不都合な過去も、その時の事実も書き換えない。


わたしはこれから
辻褄合わせをしない生き方を
選ぼうと思います。




『神よ、天にまします父よ、
私たちに変えられないものを
受け入れる心の平穏を与えて下さい。

変えることのできるものを
変える勇気を与えて下さい。

そして、変えることのできるものと
できないものを見分ける賢さを与えて下さい。
(ラインホルド・ニーバー)』



最近教えてもらったことばが、
その時、選んだ生き方に勇気をくれました。
この道でいいんだと。


まだまだ肝に、腹に落ちてない部分はある。

でも、わたしの新しい生き方が
定まってきた気がします。



だから。新しい生き方にはさよならがある。
中島みゆきの『誕生』。ここ数日で、
響く箇所が全体に広がりました。




たとえ、さよならでも
愛してる意味。

わたしは新しい生き方を選び、歩いていきます。

2018年12月5日 徳永菜