大好きで大切なひとが好きな言葉で、

どーゆう意味だろうなーとずっと

思ってたら、本があって思わず買った(笑)


なんて自分は単純なんだろうと思う(笑)




そしたら、樹木希林さんと黒田華さんと

多部未華子さんが出演して映画になってた。




樹木希林さん大好きだった。

晩年の作品で「あん」という作品がある。


これも大切な友達に勧められて、

小説から読んだ。





友達は結婚パーティーで、小説の一節を

引用して、感謝の言葉にしました。



私たちはこの世を見るため、
聴くために、産まれてきた。

だとすれば、
何かになれなくても
生きる意味があるのよ。




この言葉がずっと胸にあって、

8月、戸隠神社でひたすら歩いて、

花の声、風の声、光の声、木々の声を

聴きながら、この言葉が脳裏に浮かびました。



そうだ、私たちはこの地球に

見るため、聴くために産まれてきたんだと。






映画や、小説、本や、漫画、音楽や、

自然の声、季節の移り変わりや、

その日の匂い。


目の前の人や、その日の自分。



日々、一日、一瞬の中に季節の移ろいがあり、

打っては返す波のように心は日々揺れる。



晴れの日も、あれば、雨の日もある。



それでも私たちは生かされていて、

今日という日を生きてる。



一期一会。



戦国の世。武士たちが命より大切な

刀を下ろし、何者でもない無の自分になり、

自由を味わった茶道の時。



目の前の人が明日もいる保証なんて

なかったその時代に、

もう逢えぬかもしれない目の前の人と

一期一会の時を過ごした茶の時間。





当たり前に明日がくる。とか


目の前の人は明日もいる。とか


自分はずっと生きている。とか



自分の中のそんな当たり前を

当たり前とせずに、今日という日を

味わいながら目の前のひとと、

丁寧に大切に過ごしていきたいです。



日日是好日。



本は、小説は、映画は、漫画は、音楽は。


日々気づき、自分の道を歩くために、

わたしにとってなくてはならないものだな、

と感じた朝でした(^^)


今日という日は一期一会!


よし!行ってきます!


SAI