花見の時期が近いですな。
日本全国津々浦々、花見をしない土地は無いと言っても良いでしょう。

花見の料理も様々です。

例えば福岡。
もつ鍋は勿論、花見に欠かせないのは『かしわ飯』ですな。
鶏と牛蒡だけで炊くのが本格派。
がめ煮とシメ鯖のぬた和えも忘れてはいけません。
これに『桜の露』という日本酒があれば良ろし。


高知に渡れば、皿鉢料理ですな。
鯖寿司、巻き寿司、イタドリの煮物、トコブシなどの貝類、公魚の南蛮漬け、焼き魚などなど山海の珍味をいただきます。
当然、土佐鶴か司牡丹。

岡山は祭り寿司。
春ならば、ままかりや桜鯛、筍に蕗が入って大変に華やかです。
酒は、桜冠と参りましょう。

ここいら辺で、ちょいと一休みして、奈良は吉野でお茶で一服。
桜ようかんでマッタリと。

さて、次なる行き先は金沢に。
押し寿司、それも笹の葉寿司に柿の葉寿司が宜しかろうかと。
溶き卵を出汁入りの寒天で固めた『えびす』も付き物ですな。

酒は初桜ですっきりと行きましょう。


山形には、かど焼きというのが有りまして。
かど、ってのはニシンのことです。

これと玉こんにゃくと冷や汁が有れば文句なし。酒は千本桜にしとこうかな。

こんにゃくと言えば、弘前の『こんにゃくおでん』も外せない。
弘前公園名物の『くどう勝酒店』のジャンボおでんはまだ有りますかなぁ…

さぁて、旅の終わりは北海道です。
北海道で花見と言えば、ジンギスカンに決まりですな。

もう何処へ行ってもジンギスカン。
道民食ですな。
道民はジンカンとか言うのでしょうか。

南部鉄のジンギスカン鍋にこだわるグループも居れば、デカい鉄板でツブ貝とかホタテとかも焼くグループも居る。

もう、桜なんて煙で見えません。

桜…

あ。
そうだ。桜見るの忘れてた。

ま、いいや。