丑の刻、午前一時。
津川君、立川先生の奥様手作りのお弁当を下げて裏山に向かった。
幸い、月明かりが神社への道を照らしている。
自分の足音しか聞こえない。
津川君、いたって臆病な男である。
静寂に背中を押されるように走り出した。
遠くに神社の灯が見える。
と同時に、恐れていた音が聞こえてきた。
コーンン…
「ひぃぃぃ」
コーンンン…
明らかに釘を打つ音である。
神社に近づくにつれ、音もハッキリと聞こえ出した。
「お、音が聞こえたら逃げ出すって言ったのにぃぃ」
抜けそうな腰をどやしつけながら、境内に入った。
コンコンコンコン…
釘が続けて打たれる。
何やらブツブツと呟く声もする。
驚いた事に、それは本殿の裏側から聞こえている。
津川君、必死である。
弁当箱をしっかりと握り締めた。
覗いた。
そこには、
完へ
津川君、立川先生の奥様手作りのお弁当を下げて裏山に向かった。
幸い、月明かりが神社への道を照らしている。
自分の足音しか聞こえない。
津川君、いたって臆病な男である。
静寂に背中を押されるように走り出した。
遠くに神社の灯が見える。
と同時に、恐れていた音が聞こえてきた。
コーンン…
「ひぃぃぃ」
コーンンン…
明らかに釘を打つ音である。
神社に近づくにつれ、音もハッキリと聞こえ出した。
「お、音が聞こえたら逃げ出すって言ったのにぃぃ」
抜けそうな腰をどやしつけながら、境内に入った。
コンコンコンコン…
釘が続けて打たれる。
何やらブツブツと呟く声もする。
驚いた事に、それは本殿の裏側から聞こえている。
津川君、必死である。
弁当箱をしっかりと握り締めた。
覗いた。
そこには、
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