「お。ステップ。どうした、えらく慌ててるな」
声をかけてきたのは、ギャングのボス、アルだ。
とても怖い怖い男。
ごくり、と咽喉を鳴らして、ステップは近付いて行った。
「おお、アル。偉大なるボス。すげえ儲け話を持って来ました。
この先に古道具屋があるでしょ、そこでおいら、すげぇお宝を
見つけたんで」
「それがどうした」
アルは話を飲み込めないようだ。
「ところがね、店の主人は、そいつの価値が全然判ってないんすよ。
嘘みてぇな値段で売りに出しちまってる。
なんと、たったの1000ドル!
他の店に売りに行けば、20倍にはなりますぜ」
「そいつぁいい。よし、早速買いに行くか」
ステップは慌てて両手を広げた。こうやってね、ちょっと格好つけて。
「ちょいと待って。何人も見に行くと、主人が疑いますよ。
これ、ひょっとしたら価値が有るのかなって。
ここは一つ、おいらが買いに行きまさぁ。
ところがおいら、情けない事にペニーも持ってねぇ。
どうでしょう、ボス。ここはおいらに任せてくだせぇ。
その代わり、儲けの5%をいただけたら…」
「は。相変わらず小せぇ奴だな。いいだろう、持ってけ」
ボスの財布から20ドル紙幣が束になって出てきた。
「ありがとうございます。じゃ、早速!」
声をかけてきたのは、ギャングのボス、アルだ。
とても怖い怖い男。
ごくり、と咽喉を鳴らして、ステップは近付いて行った。
「おお、アル。偉大なるボス。すげえ儲け話を持って来ました。
この先に古道具屋があるでしょ、そこでおいら、すげぇお宝を
見つけたんで」
「それがどうした」
アルは話を飲み込めないようだ。
「ところがね、店の主人は、そいつの価値が全然判ってないんすよ。
嘘みてぇな値段で売りに出しちまってる。
なんと、たったの1000ドル!
他の店に売りに行けば、20倍にはなりますぜ」
「そいつぁいい。よし、早速買いに行くか」
ステップは慌てて両手を広げた。こうやってね、ちょっと格好つけて。
「ちょいと待って。何人も見に行くと、主人が疑いますよ。
これ、ひょっとしたら価値が有るのかなって。
ここは一つ、おいらが買いに行きまさぁ。
ところがおいら、情けない事にペニーも持ってねぇ。
どうでしょう、ボス。ここはおいらに任せてくだせぇ。
その代わり、儲けの5%をいただけたら…」
「は。相変わらず小せぇ奴だな。いいだろう、持ってけ」
ボスの財布から20ドル紙幣が束になって出てきた。
「ありがとうございます。じゃ、早速!」